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感染者や家族をいじめるようでは・・・ [新型コロナ関連]

昨日は36.2℃。いよいよ猛暑の襲来です。夜の室温31°。今の室温が29.2°、水飲んできました。(と今朝書きました)

さて、実社会やネットの世界で、コロナいじめが横行しているそうですねぇ。感染者や家族に対して、他県からの来訪者に対してなど。

感染者も色々な方がいらっしゃる。必ずしも不注意や素行に問題があった人とは限りません。感染病にかかってしまった被害者です。

県境をまたいで移動する人も、お盆で帰省などする人も、事情は様々です。いちいち白い目で見るのではなく、温かい目で見ましょうよ。

これ、改めて言うまでもない当たり前のことですよね。ところがこれができない人がいるのです。いるだけではなく、かなり多いのです。

日本人は同調気質で規則に従順な人が多いと言われていますが、一方で、差別やいじめが多い社会でもあります。

日本人は、人間が寛大で、他人に温かいとは必ずしも言い切れないようです。むしろ、隣の芝生が青く見える、羨ましがり屋が多いのかも知れません。

同調気質ということは、周りを気にして、周りと比較しながら生きているということでもあるのでしょう。また、自分が周りを意識して周りに合わせている分、周りにも同じことを要求しているのかもしれません。

ともかく、違いに敏感で差別します。差別や区別はものの認識の出発点ですからなんら問題はありません。問題は、差別してどう接するかです。自分たちとは別のものとして、攻撃したり排斥したりしようとすると、問題です。

戦時下では様々ないじめがありました。敵国に対してだけではありません。同朋人に対するいじめがありました。関東大震災の時には、朝鮮の人たちをいじめました。東京電力の原発事故の折には、故郷を失った福島の人がまさかのいじめに遭ったという話もあります。

こういう行動を取る人は、そもそもの差異が問題ではないのです。攻撃や排斥欲求が先にあるのです。差異はそのきっかけや口実に過ぎません。(煽り運転などもそうかもしれません。相手の運転の仕方を問題にしますが、怒りを向けるきっかけを探す心理が先にあるように思います。)

このような人は、他人の身になってものを考えることができないのです。自分のことだけに関心がある。感染する奴がいるから、あるいは他県から来る奴がいるから、自分が感染するリスクが高くなる、それが我慢ならないとして攻撃行動をとるのです。

攻撃された方は肉体的、あるいは精神的に傷つきますが、他人はあくまで他人で、いくら不幸になっても、自分とは関わりがない、痛くも痒くもないのです。むしろ痛快なのかもしれません。

その人の身になってすぐに同情する人もいれば、自分の居心地や損得だけが大事で、他人は競争相手でしかない人もいるのです。

こういう人には正義感がありません。正義感は、自他を相対化することによって初めて生まれる価値観です。自分の存在が絶対で、相手の存在は取るに足りないものだとしたら、自分のやろうとしていること、またやったことが全て正義ということになります。

人として情けないことですが、こういう人がいるんですよね。自分の存在を相対化できない人が。人類みな兄弟!昔々のサントリーのCMソングを思い出しちゃいますが、みな平等に命を一つもらって地球で幸福に暮らそうと生きているんですよね。

Please be kind to others ! ですよね。

ところでアベさん、あの方、特攻隊を美化したりして、前の戦争さえ反省していないみたいですよね。モリ・カケ問題も、桜見る会問題も、間違ったことをしたという認識はないようですよね。オレのやろうとしていること、やったことはみな正しいと思う一人なのかも・・・?

異を唱える人はみな「こんな人たち」取るに足りない人と思っているようですしね。

問題多いですねぇ、日本!

本日はこの辺で。

PS 今日は広島に原爆が投下された日でした。去年の「平和のための埼玉北部戦争展」で、被爆者の体験談をお聞きしたので、
https://mo-mo-taro.blog.ss-blog.jp/2019-11-04
地獄絵が脳裏に蘇りました。あってはならない出来事です。

市役所脇の公園で集会があるかもしれないと、お昼前に行ってみたのですが、誰も集まっていませんでした。投下時刻が8時15分なので、あるいはその時刻に人の集まりがあったのかもしれません。




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