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思いやりをもって・・・ [人間考]

三つ前の記事「コロナ対策は、習性ではなく理性で」の終わりの方に差別意識について少々書きました。

長くなったので詳しいことは書かず丸めてしまったのですが、差別意識というのは、思われている以上に深く広く存在していると感じています。人はそれぞれ自分や自分の身内は大事にしますが、他者については、公平平等に接することが善いとされています。この時点で反論する人は少ないと思います。

社会のマナーとしてはそうなっていますが、実際には、どんな人が仲間で、どんな人が仲間以外か、一々区別して生活している人が意外に多いものです。人類としては博愛を理想としていますが、贔屓で動く人が多いというのが実情です。

解り易い例は、あろうことか、日本の総理大臣です。森友学園や加計学園、桜を見る会などで贔屓があったのではないかと追求されています。

気にいると贔屓・偏愛し、気に食わないと、憎みいじめます。これも人の習性で、ありがちなことと自覚しておく必要があろうかと思います。

国と国との間でこれが起きると戦争です。自国民は仲間で、相手国民は敵です。人間は普通は殺し合いはしませんが、敵と味方がはっきりすると殺すこともためらいません。

相手国民だけではありません。自国民にも目が向けられ、思想や主張、行動が異なると、「非国民」なる烙印が押され差別されます。時には殺されます。

何かことあると差別したいという意識が心のどこかにあるようです、人間は。普通は理性で抑えているのですが、ちょっと動揺すると、頭をもたげてくるようです。

今、ネットで自粛警察なるものが流行っているそうです。営業を自粛しないで開店している店があると、嫌がらせの張り紙をしたり、SNSで拡散したりするそうです。

スーパーやホームセンター、公園など人の集まる所に他県ナンバーの車があると、白い目で見られるという話も聞きます。人には色々な事情があり、県をまたいで生活しなければならない人も沢山います。自県と他県で差別してどうするのですか。

県をまたいでの移動は自粛するよう要請されています。要請は要請として受け入れるとしても、色々な事情の人がいるのですから、一々目くじらを立てることではありません。外見(他県ナンバー)で人を判断=差別してはいけません。

日頃は遠方からの来客を待ち望んで歓迎しているのに、新型コロナ対策が都道府県ごととなったら途端に他都道府県人を皆ウィルスキャリアのように見るようでは、「猿より馬鹿か、人間は?」という次元の話になってしまいます。

コロナ対策で評価の高いニュージーランドのアーダーン首相は、メッセージの最後で、いつも
「どうか、強くいてください。思いやりをもってください。( Please be strong and be kind. )そしてみんなで一つになってCOVID-19に対抗しましょう」と国民に訴えています。

思いやりを忘れ利己主義に走ったら、何事も良い成果は得られないのです。

また長くなってしまいました。

暑くなりましたねぇ、コロナコロナで春は過ぎ、はや初夏となりました。一昨日でしたか、31度まで上がりました、当地は。

昨日はアベさんの緊急事態延長の発表をテレビで見ました、聴きました。長い時間演説していましたね。でも言葉ばかりけたたましくて、伝わってくるものは何もありませんでした。

発音の問題?日本語が柔らかくないんですね、彼の場合は。それから、原稿を読むだけだから?ということもあるのでしょうか。内容よりも、そんな感想を持ちました。

今日は5月5日こどもの日でした。午前中、孫の子守をパパとダブルでやりました。
遊具は縛られていました、こどもの日といえど。
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孫は一輪車に先に乗れるようになり、二輪車が後になりましたが、昨日乗れるようになったとのこと。
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確かに

藤棚に再挑戦
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アカツメクサを発見。しかし色がよく出ませんでした。
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本日は以上です。


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コロナ対策は、習性ではなく理性で [人間考]


昨今、思うことは色々あるのですが、なかなか一つにまとまりません。
とは、前記事の書き出しです。
いくらかまとまってきたかなぁ・・・
行ってみますのでお付き合いいただけたら幸いです。

日本は、阪神淡路大震災も、原発事故を伴う東日本大震災も経験しましたが、いずれも国中がパニックになることはなかったと思います。直接損害を被った人や地域以外の人は、比較的冷静に事態を受け止め、国中が混乱に陥るということはなかったように思います。

これは、政治の中心であり、文化や情報の発信地である東京の受けた被害が比較的少なかったからと思われます。

今回の新型コロナの禍は、震災ほど劇的な被害はもたらされていませんが、ジワジワ広まる不気味さがあります。また、日本だけでなく、世界のあちこちで同時多発的に起きている地球規模の災難です。

人類全体の禍であり、日本では首都東京が最も危険にさらされ、政治家にも禍が及びかねない状況です。こうなると、この危機感は、全国に一斉にばら撒かれ飛び火します。

発端は2月27日のアベ総理の発言
「全国全ての小学校、中学校、高等学校、特別支援学校について、来週3月2日から春休みまで臨時休業を行うよう要請し」ました。

これによって、日本中が、子どもたちをも巻き込んだ大変な事態に、一挙になりました。オリンピックの動向が定まったところで、危機意識を浸透させようという意図があったものと思われますが、結果は、得体の知れない恐怖感が日本中に拡散されました。行政府の長が国民に恐怖心を煽ったとも言えます。

国民の平常心は失われました。まだ弱いけれどパニックがもたらされました。やがて志村ケンさんや岡江久美子さんの死などによって、パニックは本格化します。

人はパニックに陥ると普段は目立たない様々な習性が拡大され、眼に見えてきます。

政治家はもともと支配欲が旺盛な人たちなのでしょう。それが顕著に見え始めます。自分の威厳を示し、人々から自由を奪い行動を規制しようとします。

自分たちもどうしたら良いかわからずうろたえているくせに、人々に対してだけは明確な指示を出します。アベ総理もそうですがコイケ都知事もそうです。

彼らは、彼らがやるべきことをやっていないのです。PCR検査を充実させないで、誰が感染者で隔離や治療の必要があるのかどうしてわかりますか?また、感染防止を徹底した受診施設や病床の拡充を着実に実行しましたか?マスクはどうですか、感染防止に有効な品の欠品状態は解消できましたか?

こうした政治行政がやるべきことについては「やる、やる」と口ばかりではありませんか?

彼らは、こうした自分たちがやるべきことについては、実に関心が薄い、やる気が乏しいと言わざるを得ません。そんなことより、自分たちがメディアに登場して活躍していることを示し、国民に、ああせい、こうせいと命令を出したいのです。「ステイホーム」と言って人々を家に閉じ込めてみたいのです。そうすることによって起こる様々な弊害よりもそれをやってみたい。

人→人感染ですから、人が出逢わなければ感染のリスクは減ります。感染防止対策上必要な部分もありましょうが、人々を家に閉じ込めれば生活が大いに歪みます。経済活動も、趣味も生き甲斐も、健康維持も学力向上もままならなくなります。

こうしたことは最小限に止めなければなりません。それが政治家の仕事なのに、自分たちのやるべきことはほとんど何も達成しないで、人々にとやかく命令を(要請と言ってますが、同じことです)出すことがしたいのです。

人々の上に立って、人々の暮らしを支配したい、そういう習性が彼らにはあるのです。それが本性とも言えましょう。チェックしなければいけません。

一方、国民の側です。パニックになるとどうなるか?

まずは、当然とも言えますが、自己保身の心理が働きます。自分と自分の家族だけは困ることがないようにと、買い溜めに走ります。余分に買えば店頭から物が消えるのに、消えれば誰かが困るのに、他人のことなど構ってはいられません。

それから先は思考停止になりましたね。未知のことだし、真の情報も少ないので無理はありませんが、自分の頭で考えなくなりました。テレビやネットで得られる情報を追い求めるようになりました。そして、どうしたらよいかわからなくなり、指示待ちになりました。緊急事態宣言にしても、「早く出せ」の声がたくさん聞かれました。

どうすべきか、国が決めてくれ、知事が決めてくれとなりました。事態を観察し受け止め、どう振る舞うべきか、政治行政はどうあるべきか、それを考え、発すべき主権者国民が、あっさり主権者の地位を放棄しましたね。いざとなると指示待ち、これも通常人の習性なのかも知れません。

自分で考えればいいだろうと思えることが多々ありますが、しかじかのルールや規制を求めます。政治家の支配欲と程よくマッチしてしまいました。

自己規制・自主規制よりもルールに従うのが好きなのですね。禁欲生活も指示とあれば従います。しかし、反動があります。自分が指示に従い禁欲生活をしているのだから、誰もがそうすべきだと考えます。そして、他人の行動に関心を持ち、非難・批判するようになります。

「こんな時にパチンコをするとは何事だ、サーフィンをするとは何事だ、旅行に行くとは何事だ、公園で遊ぶとは何事だ・・・」となります。人は人、それぞれに頭があって判断し、行動しているであろうに、感染のリスクを高めるという理由(錦の御旗?)からこれらを一律弾劾します。真にリスクを高めるかどうかよりも、やりたいことをやっていることが我慢ならないのです。

人々には同調気質と他人にも同調を求める習性がありますね。

また、人々には、政治家は特にそうですが差別意識があります。何かで人を差別したい。こういう人は自分の仲間で優遇する。こういう人は仲間ではないので知らんぷりする、どうかするといじめてやる。そんな心理もこういう折には顕著になります。注意を要します。

また、皆が溌剌と仕事をしているときは元気に働く気になりますが、多くの人が休んでいるときは自分も労働意欲が薄れる、そんなこともあるようです。

こんな時だからこそ頑張る人もいないわけではありません。頭が下がりますね。

そうそう、マスコミさん、これも時流に流されている部分が多いように思います。一部のコメンテーターはしっかりしたコメントを発していますが、局や社としての視点となると、確としたものが感じられないような気がします。

こんな時には理性より習性で動きがちですから、なぜああなっちゃったのかと後で後悔することのないよう、しっかり事態を見つめ、正しく対応したいものです。

以上、時流観察、お粗末でした。
長文にお付き合いいただきありがとうございました!

後で時間がありましたら、チューリップの写真など、眼の保養を載せたいと思います。

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珍しいと思うものをピックアップします。
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まるでバラのよう
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これはご近所の団地の庭で発見
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公園の藤棚
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すべて近所です。お出かけは控えています。(^_-)-☆


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感染防止の他にも大事なものがある? [人間考]



みなさま、いかがお過ごしですか?
こうマイナス情報が大量に流れてくると、正直、気が滅入りますよね。忘れて呑気にしていようと思っても、命に関わる病気が人の間で日々伝染しているのですから、そうもいきません。

できるだけ外出をしないようにし、手洗い・うがいを頻繁に、マスクは必ず着用、人との距離は2メートル以上離して・・・引きこもり生活が慣れている人はいいですが、慣れていない人は生活リズムが極端に変わってしまって、体調を崩したりイライラしたりしてしまいますよね。

小池さん「今年のゴールデンウィークはステイホームウィークに」との要請を出しました。「買い物は3日に1回に」とも。

確かに首都圏の感染多発を地方に運んだらまずいですよね。誰が感染しているのかよくわからない状況ですから、誰もが動かないようにするしかないということになります。

その結果、みなが家庭にいることになります。では家庭は安全かと言えば、家庭内も同じです。誰が感染しているかわからないのですから、家でもマスク着用、手洗い・うがい励行、2メートル以上離れて、なるべく話をせず、食事は向き合わず・・・などとなります。

確かにそのほうが感染防止にはなるわけですが、そんな気持ちで楽しく元気に暮らしていけますか?
「あんたは不潔だからそばに寄らないで」とか「洗濯物は別にしますから」とか、
「お前はおしゃべりが多すぎる」とか言い合ったら、また子どもに
「それは汚いから触っちゃダメよ」とか、「お父さん(お母さん)に張り付くんじゃない」などと頻繁に言っていたら、そのこと自体が、すでにコロナ禍ではないですか。

人生はコロナの脅威が全てではありませんからね。大事なものを守りつつ感染防止に努めないといけませんよね。新型コロナの脅威から予防に専念するあまり、人への愛情や思いやりが減るようなことになっては、人として本末転倒ではないかと思います。

政治家は、ここでなんとか手柄を上げよう、これで人気を取ろうとしていますからね。その辺をよく見極めて、自分を見失わないように対応しましょうね。

こんな時こそ笑顔を忘れずに参りましょう (^_−)−☆
などと思う今日この頃です。


以下はおまけの写真です。
昨日、仕事場(仕事あんまりしてないけど)の建物にまとわりついている蔦を退治しようと試みました。
蔦の絡まるチャペルは恰好いいけど、そんな利点はなく、ただ外壁を傷めるだけなので
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 取り払ってしまいたいのですが
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 壁に張り付いていて、剥がせませんでした。
でも幹?は切っておいたので、しばらくは繁茂しないでしょう。
外出しちゃったけど、戸外の単独作業なので、感染拡大の心配はないでしょう。



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惑わされてはいけない呆れた演説二題 [人間考]



前の記事で、あの二つの他に触れようと思った話題の一つは、SUN FIRST さんがコメント欄に寄せてくれた
「二ヶ月雲隠れの河合夫妻に一千万円超えの歳費の支払い済み、おかしいと思います」です。

IR事業を巡る汚職事件や「桜を見る会」の公文書管理の問題、菅原一秀前経産相の雲隠れ事件など、政界は不祥事が多すぎます。

アベさん、国会で所信表明演説しましたね。こういうことには一切触れず、凄いなあ、大総理だなあと思わせるようなことばかり言ってましたねぇ。開いた口が塞がりませんよね〜

あと触れたかった話題はオーストラリアの燃え広がる森林火災です。何ヶ月も続いていて人の手ではどうやっても消すことができない気象災害です。アマゾンの熱帯雨林でも起きています。

雨を待つしかないと思っていたら、幸い雨が振り始めた。そうしたら、激しい雨が降り止まないで大洪水が起きた。降るところは大洪水、降らないところは森林火災がまだ続いています。

これ、大変なことですよね。オーストラリアはいま夏で、熱波が原因ですから、来年の、じゃない今年の日本の夏がどうなるか、そういったことにも繋がります。オリンピックどころではないかも知れない。

それから、もともと温室効果ガスによる地球温暖化が原因と言われていますから、森林がこんなに燃えてしまうということは即ち、二酸化炭素が大量に放出され、それを吸収する樹木が大量に減少することですから、この異常気象がますます加速されているということです。

地球人としては大変困ったことが起きています。

と感じるのが常識と思いきや、超大国アメリカの大統領トランプさん、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で、のんきというかトンチンカンな演説をしてましたね。米国経済の好景気を宣伝して、ペシミストは不要、何の役にも立たないみたいなことを言ってました。

これも開いた口が塞がりませんよね。こういう楽天家が何の配慮もなくやりたい放題をやって、自分たちばかりが好きなように生きたのでは、他の大勢は迷惑なだけです。

地球という人類に与えられた環境を、皆で分かち合って、末永く人類の旅を続けるべきではないのでしょうかね!

私は自分を楽天家だと思っているのですが、彼らはその根本に利己主義とか作為とかがあるんですよね。騙されてはいけませんよね。

本日は以上です。





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人は幼児化し社会は・・・その4 [人間考]



どうやら、今の時代の人々は他の時代の人々にも増して不安な状況に置かれていると言えそうです。

そこで、本来働くべき成長欲求が退行欲求に転じ、無意識のうちに幼児化し、
それが社会現象として様々な不和や紛争となって現れているという仮説は当を得ているように思われます。

でも事情を理解すればことが解決するわけでは勿論ありませんよね。不安から自己本位になり、人々が自己本位になることが事態をさらに悪化させ、そのため不安が一層募るのですから、これは負のスパイラルです。

この分析を踏まえて事態打開の方策を考えなければなりません。

まず初めに、幼児化が解決策にならないことを確認しておきましょう。幼児化欲求というのは、成長して周囲と相い和して願望を叶えていくことに失敗したときに起こる、自己本位に立ち返ろうとする無意識の心理です。

これは、生き抜く上で必要な保身のメカニズムと思われます。理想や向上心を捨てて己の欲求に立ち返って、それを満たそうとするのですから。

ですが、この保身のメカニズムがうまく働くのは、周囲に余裕があって安定している場合です。そういう条件が必要です。周囲に余裕があれば、幼児的欲求を満たしてくれるでしょう。

しかし周りの人間がみな幼児化して自己本位の欲求を主張している時には、この心理は、生存を懸けた闘争劇を産んでしまうことになります。

事態を真に解決するには、やはり理性的になって大人の振る舞いをしなければなりません。事態の真の原因を考えて、それを緩和する方策を考え実施しなければなりません。

事態の真の原因は何なのか?
何なのでしょうねぇ?
今の文明は、人々が自分の利益を遠慮することなく追求することを是とします。各人の利益追求の経済活動が神の見えざる手によって調整され、社会を合理的に前進させるという、自由主義の理念に基いています。

この理念が限界に達しているんですよね。欲しいものを買って、儲けが多そうなものを作って・・・経済合理主義を貫いていれば世の中はどんどん豊かになっていくという理念が壁にぶつかっているんですよね。

放っておくと、地球の資源がどんどん枯渇してしまう。あるいは人の活動のために地球環境が変わり、様々な災害が起こってしまう。富も片寄って、生活できない人が多数出てしまう。

本来、経済活動というのは、買い手がたくさんいないと成り立たないのですから、富が偏ると行き詰まります。儲けた企業は、従業員にたくさん給料を払わないと、売り上げが減るのは目に見えています。でもそれをやり渋ります。

なぜそうなるかと言えば、企業間の競争が激しいため、余剰利益を絶えず確保して、製品開発や宣伝活動、売り上げ減少に備えなければならないからです。あるいは、ゴーンさんのように、経営者が利益を自分の手中に収めたいからです。

ここで政治の役割が登場します。政治が富の再配分を真剣にやらないとこの仕組みは上手くいきません。富の多い人から税金をたくさん取り、少ない人のためにそれを使わなければ、この仕組みは成り立ちません。

すみません、こんな当たり前のことばかり書いていて。でも日本の政府を見ても明らかですが、持てる少数の者を優遇し、持たざる多数の者から税金を取ろうとするのです。例えば消費増税です。

これで上手くいくはずがありません。トリクルダウンとか言ってますが、それで上手くいく段階はとっくに過ぎているのです。

政治がなぜ本来の役割から逸脱してしまっているのかと言えば、政治も金で動いているからです。財力のある人の寄付金で動いているからです。本来の公平や公正を目指そうとする正義感を持ち合わせていません。金持ちに有利な政策をもっともそうな理屈をつけて実施しているだけです。そんな政治に成り下がっています。

余りにも当然のことが起きているだけです。パニックを起こして幼児化する以前に、そもそも大人の発想と思っている行動原理が、自己中心主義なのです。それが既に行き詰っているのです。

ここはしっかり見抜かないといけませんよね。自己保身の心理がさらに働いたら、世の中どうなっちゃうか?

事態の原因を冷静に見抜いて、理性的に対処しないと、地球温暖化も防げないし、国の対立を収めることもできないし、経済格差を縮めることもできません。

荒れ狂うばかりになりますよね。

公平・公正、人類の長期繁栄という価値観をまっすぐ掲げて歩み始めないと、最早どうにもなりません。

そんなことが言いたかったのでした。
長い話にお付き合いいただきありがとうございました。



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人は幼児化し社会は・・・その3 [人間考]


「人は時として幼児化し、社会は退行することがある。それが現代で、この現象に至った原因は人々の不安だ」とする加藤諦三氏の説が5日のサンデーモーニングで紹介されました。

この説は、いま世界で起こっている多くの混乱や混迷を理解し説明する上で有用と思われます。

人々の進歩への欲求が閉ざされ、無意識のうちに自己愛だけの幼児心理に戻ってしまうほど、現代の人々は異常な不安を感じているのでしょうか?
この点を考えてみましょう。

現代人の不安といえば、まず思いつくのが、地球温暖化に起因すると思われる自然災害の激甚化、頻発化ですよね。この漠然とした脅威が世界のあちこちの人々に覆い被さっているのは事実と思われます。

さらにもっと切実なのが、経済生活の立ち行きの難しさではないでしょうか。いつの時代も食っていくのは大変ですが、畑を耕せば、あるいは漁に出ればなんとかなる時代、つまり身の回りに生産手段がある時代は、本人の努力の問題でした。

今は、起業するか、労働者になるか、スポーツや芸能などで人々を感動させるか・・・しないと生きていく金が手に入りません。

かつての日本は一億中流社会と言われ、大勢の人が比較的楽に食っていました。家はウサギ小屋と揶揄されていましたからそれほど裕福ではありませんでしたが、糊口の道はあったと言えましょう。

今は、起業すると言っても、成功する割合は極めて低いと言わざるを得ません。

雇われて賃金を得る方法が一般的と思われますが、工場は機械化され、人手は極力省かれるようになりました。また、人手を要する企業の多くは、人件費の安い海外へと流出しました。

なぜこうなったか、それは、企業の間で生き残り競争が激しいからです。世界的な兆候です。

こんなことも思い出します。かつては、女性が結婚することを「私、永久就職することにしたの」と言ってました。結婚すれば一生食っていけたのです。いわゆる専業主婦です。企業は年功序列の終身雇用でした。

今は、仕事を持ちたくて主婦に専業しない人もいるでしょうが、夫の給料で安心して食っていけると見込める人は極めて限られています。

企業の体質が変わりましたね。昔は従業員の家庭のことまで視野に入っていたように思いますが、今はひたすら効率主義、必要な労働だけを切り取って買おうとしています。

人々の経済競争の激しさがこの事態を招いているのですね。

そんな中で大衆課税だけは増えているのです。

科学も技術も進歩し、美味しいもの、便利なもの、楽しいことが溢れているにもかかわらず、それらを手に入れる金銭を手に入れることは少しも楽になっていません。むしろどんどん困難になっているのです。

これは大きな不安材料です。人々は、世界は、豊かになったにもかかわらず、一人一人の生活は困難になっているのです。

軍拡競争も脅威です。核兵器だけではありません。ドローンやロボットを応用した無人の殺戮兵器の開発などは、人々の背筋を凍らせます。

寛ぎの場、安らぎの場であった家庭も脅かされていますね。専業主婦の減少により家の中の「おかあさん」の存在が薄くなりました。同時に一家を養っていた「おとうさん」の存在も薄くなりました。

代わりに入ってきたのがインターネットです。様々なSNSによって、個人が家庭を通してではなく、直接、社会の情報や人に接するようになりました。安心の場、情報共有の場としての家庭の存在が薄らいでいます。

こうして考えてみると、現代特有の不安材料は多々ありますね。そして、こうした不安材料を減らす方策が執られているようには思えません。

つまり、先々解決される見通しはありません。出口が見えないのですから未来に希望が持てません。ますます不安が募ります。

こうしたことから、無意識のうちに退行心理に陥るという事態が起きていることは充分考えられますね。

この心理を頭に入れて、この窮地を乗り越える方策をみなで考えないといけませんね。

本日は以上です。


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人は幼児化し社会は・・・その2 [人間考]



人々の幼児化が現代の特徴とのこと。
トランプ大統領のアメリカファーストなどは典型ですね。他国や世界のためなどという価値観はこれっぽっちも脳裏になく、ひたすらアメリカの得になる政策を遂行します。

では彼がアメリカ思いの愛国者かと言えば、そうとは言い切れません。アメリカの利益を追求することを自分の売りにすれば、アメリカ国民の支持を得られるだろうと踏んでいるだけです。狙いは自分が大統領に再任されることです。

そのためには、世界平和や人類の繁栄などという高尚な目的は口にせず、ひたすらアメリカ国民の利益を実現することに邁進している姿勢を示すことが大事と考えているのです。実際、それで半数近い支持率を得ているのです。

日本のアベ総理も自分ファーストな人です。他人に厳しく自分に甘いところは、モリ・カケ問題や桜を見る会問題でも明らかで言うを待ちません。

日本の三権分立という権力の集中を避ける仕組みも少しも尊重しません。「閣議決定」をお墨付きにして国政を進めています。

法治国家と言いながら、その要の憲法を軽視し、憲法学者がこぞって憲法違反だという集団的自衛権を行使する法律を作ってしまいます。

その日本国憲法は変えたくて仕方がないのです。理由は、戦争に負け戦勝国アメリカの承認のもとに作られた憲法だからです。自前の憲法を作りたいのです。

そのくせ、その戦勝国アメリカ大統領の腰巾着かコバンザメかと評されるような擦り寄り方をしているのです。矛盾してますよね。

この方、そもそもあの戦争を必ずしも良くない選択だったとか、もっと早くやめるべきだったとかという後悔や反省をしているわけではないのです。当時の国民の支持を得た正統な政権が決めた政策だから批判するものではなく、国民はその結果を甘んじて受けるしかないと思っているのです。

戦後レジームからの脱却などと時代を前に進めるかのようなことを言っていますが、実は戦前回帰論者なのです。時代を退行させたいという欲望に動かされている人間と見ることができるでしょう。

この人の思考に幼児性や退行性があることは、加藤氏の説を待つまでもなく推測できることです。しかし、この人の独裁性や不公正さ、言葉の信ぴょう性のなさがいくら明らかになっても、支持率がある程度の水準を維持していることは不思議なことでした。

でもそれは、国民の相当程度の割合の人が、総理と同じ心理に陥っている、そういう時代にあるという認識を持つと、なるほどと思えてくるのです。

では、かなりの割合の人々が、なぜ内心に潜む幼児化欲求に、今、衝き動かされるようになっているのでしょうか?加藤氏はその答を「不安」としました。

現代人はどんなことに他の時代になかったほどの不安を感じているのでしょうか、その辺りのことをもう少し考えてみる必要がありそうです。

今日も終点まで行けそうにありませんので、この辺でアップすることにします。
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人は幼児化し社会は歴史を逆行することがある! [人間考]


今の時代は、ドローン登場、自動運転実用間近、AI利用、映像は4K→8K、通信は4G→5G、医学は遺伝子解析や再生医療などと目覚ましい勢いで進歩しています。

一方で、経済格差拡大、経済難民・政治難民増大、貿易戦争激化、武力紛争地域拡大、地球温暖化が原因と見られる災害頻発、等々問題が絶えません。

日本も北朝鮮の脅威は増すばかり、ロシアとの平和条約締結交渉は一歩も進まず、経済が低迷している折にもかかわらず、韓国と意地の張り合いを続けています。

内政面でも自然災害は年々激化し、少子高齢化に歯止めは見えず、賃金格差は拡大し、財政赤字は増え、政治家の失態は続き・・・そんな中で用もなく自衛隊の艦船を緊張高まる中東海域に派遣することを決めました。危険は増える一方です。

年の初めとはいえ、先の見通しが良くなる材料は一つもありません。

問題や困難は、人の世にあっては当然のことで、それが社会の進歩に繋がるものでもあります。しかし、今の混迷は収束の兆しが見えません。解決の方向ではなく、むしろ拡大の方向に向かっているように思えます。

これは異常なことです。我々は文明の転換期にあるのかもしれません。それも、うまく転換できれば転換期ですが、それができないで混迷し続け、破滅する恐れもあります。

昨日のサンデーモーニングは「幸せになれない時代?」とのタイトルで、お正月企画をやっていました。その番組の終わりのほうで大変示唆に富んだ歴史観・人間観が紹介されました。

社会心理学者加藤諦三氏の幼児化論です。「このような世界的な現象を理解するには、時として、人は成長をやめ幼児化し、社会は歴史の進行を止め逆行する性質があるという認識を持つ必要がある」というものです。

「世界の人の心の内で起きていることを理解しないと、今の世界の混乱は絶対に理解できません」と仰っていました。世界中が怪しくなっていますからね、この説は説得力があります。

人の心理がどういうものかについては、フロイトとフロムの説を引用していました。

フロイト:欲求が満足させられないとき、欲求は退行現象を招く

フロム:人は成長への欲求と退行への欲求の葛藤の中で生きている

こう言われると確かにそうです。人は生きんとする意志を持って生まれてきます。その生きんとする欲求を満たすために、まずは泣き声をあげます。やがて周りの状況を認知し始め、周りと調和をとりながら、自分の欲求を満たして成長していきます。

確かに二面を持っていますよね。
自分の欲求を満たすことと、周囲と調和すること。

通常の大人は周囲との調和を重視するものですが、時として自分の欲求をむき出しにすることがある。今はその時代?

まだ書き足りていませんが、長くなりそうなので、取り敢えず、これにてアップします。


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真に真に恐ろしいことが起きています! [人間考]


以下はファルコ84さんの記事
https://falco84.blog.ss-blog.jp/2019-12-01
の受け売りです。真に真に「まことのこと」が書かれています。

【 桜を見る会、一連の出来事に関する首相の発言…
ひとつひとつの真偽とは別に、一から十までウソだらけ!

首相という立場にある人間が、あからさまなウソをつき続けている事態に、人々が驚かなくなってしまっているのは深刻です。
小さなウソでも、公の場でウソをついた人間は絶対に信用しないというのが、少し前までの、この国の国民的な常識だったはずです。

それが、震災からこっち、すっかり骨抜きになっている、容認しはじめている。バレない効果的なウソについては、それらを歓迎しはじめてさえいる。

私たちは、あきらかにどうかしている。

ウソによる個々の被害や悪質さが問題なのではない。真に恐ろしいのは、人前でウソをつき得る人間をリーダーとしている危険性なのです。

5000円の出入りでウソを言った人間は、5兆円の収支についてもウソを言うはず!
そういう人間が国庫を握るようなことになったら、国民は100兆円のごまかしや私物化に直面することになる。

すでに直面しているのかもしれない。】

「日経ビジネスより抜粋」だそうです。

「私たちは、あきらかにどうかして」います。
「人前でウソをつき得る人間をリーダーとして」います。真に恐ろしいことです。

これだけで十分恐ろしい話ですが、更に恐ろしいことが起こりましたねぇ。中村哲先生が銃弾に倒れました。アフガンにとって、日本にとって、世界にとって大事な人を失いました。

内戦が続くアフガンで医療活動を続けるだけでも並はずれた勇気と人類愛の要ることなのに、砂漠に用水路を引いて、不毛の地を耕作地に変える活動をなさっていた。

majyo さんのお勧めで私もペシャワール会の会員になっていたので、送られてくる会報で、絶えざる活動とそのスケールの大きさを知っていました。

大きな人を失ってしまいました、人類は。一粒の種が地に落ち、どんな良い芽が生え、またたくさんの実を着けるのかわかりませんが、そんなことを期待することにしましょう。

他人事ではなく、このスピリッツを少しでも、私たち一人ひとりが受け継がなければいけませんね。

本日は以上です。



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偽らざる真実と揺るぎない信念!?それから反戦展その6 [人間考]


桜見る会事件で、ことしの招待者名簿が共産党が資料を請求したのと同じ5月9日に廃棄されていたことについて、追及された内閣府の役人さん

「大型連休前の処理を目指したが、シュレッダーの予約がとれず、たまたま5月9日の予約が取れたためだ」と説明しました。

大型シュレッダーがそんなに忙しく回っているはずがないだろうというのが大方の感想ですが、等のお役人さんは

「連休前に予約したが混んでいたので9日になったというのが偽らざる事実です」とまでおっしゃった。

「偽らざる真実」ずいぶん重い言葉じゃないですか。ホントですか、違ったら絶対に閻魔様に舌を抜かれますよ。ヘラヘラよく言うものです。

「日本は唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界の実現に向け、国際社会の取り組みを主導していく使命を持つ国です」

アベ総理は25日夜、ローマ教皇や各国大使らとの集いでこのように挨拶しました。綺麗事はいつも言ってますから、気にも止まらないのですが、この後に続く言葉が耳に残りました。

「これは私の揺るぎない信念です」ホントですか、アメリカの言うなりじゃないんですか、国際社会を核なき世界に主導するのが揺るぎない信念だったのですか?びっくりしちゃいました。

怪しいものほど強い言葉で固めるのがアベ政治のやり方のようです。ことばを大事にする人は騙されちゃいますよね。でも、中身とは別に、ことば受けだけでどんな言葉でも使っちゃう人がいるんですよね、世の中には!気をつけないといけませんね。

以下は反戦展より、まずは朝鮮半島と日本
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トリミングします。しても見出ししか読めませんが・・・
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熊谷の空・現在
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手前の立体模型は横田基地の米軍の空域
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本日は以上です。


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