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休校要請の翌日! [新型コロナ関連]


昨日の総理発、学校休校要請の反応が早くも出ましたねぇ

まず、あまりにも「唐突」でした。

木曜夕方の要請発表ですから、週明けから休校にするための準備期間は金曜日一日。県や市が木曜夜または金曜早朝に連絡を取り合い方針を決め学校長に伝達。学校は金曜早朝に職員会議を開き、児童生徒への説明の仕方や今後の指示内容を打ち合わせ。

今回の要請はトップダウンと思っていましたが、トップダウンとは「国から県へ、県から市町村へ、市町村から学校長へ、学校長から教職員へ、教職員から児童生徒や保護者へ」です、本来は。

アベさんの要請は top to bottom でした。自分の要請が末端に伝わるのに途中にどんな段階があるのか、ご存知ないのか、忘れちゃったのか?
改めて資質を疑わざるを得ません。

ある先生「これは、前代未聞、想定外の出来事です。落ち着いてよく聞いてください・・・」と児童に。

時期が時期ですからね、学年末です。春休みまで休校すれば、学年も変わればクラスも変わります。各科の学習を仕上げ、単元テストをし、成績も付け、卒業生を送る会をし、卒業式・終業式をするという時期です。

これら全てを省略ないし簡略化しようという要請ですから、仮に要請するにしても準備期間が必要です。木曜夜に「週明けから」はいくらなんでも唐突に過ぎました。

自治体によっては、休校開始を数日遅らせたり、月曜日を臨時登校にするなどの対応をしたようです。トップが資質を欠いているようですから、途中が賢く対応してくれないと堪りませんよね。

児童生徒さん、持ち帰る荷物が多すぎて大変でした。

この要請は「場当たり的」でしたね。
決定のプロセスが判然としません。
影響もよく考えられていません。厚労省は「学童保育」については朝からの実施を要請しました。感染が心配だから学校は児童・生徒を集めない、しかし学童保育については別。親や家庭の負担を考えると、様々な副作用がありますからね。

「地方・地域によって事情が違う」という点も考慮されていません。感染例がない地域で、なぜこれほど影響の大きい対策をとらなければならないのか、疑問の声が上がっています。

「不安感を増幅した」という点も見逃せません。巷のスーパーやドラッグストアなどで、いくつかの日用品の棚がカラになるという事態が起きています。今まで比較的冷静だった日本人が、総理の要請によりパニックに陥った可能性があります。

やるべきことは、事態をしっかり検証すること、つまりは検査能力の拡充と検査の実行、現実を直視することではありませんか?それなくして、宰相の権限ばかり振り回そうとするのは、悪政以外の何物でもありません。

新型ウィルスの悪性同様、政権の悪政・悪性が心配です。ティッシュペーパー等を買いおいて安心できることではありません。



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