久し振りに参加した「熊谷平和講座」 [たまには photo news]
先週の土曜日、久し振りに「熊谷空襲を忘れない市民の会」が主催する加藤一夫先生の「熊谷平和講座」に参加しました。
今回のタイトルは「戦後ゼロ年(1945年) 出発点に立ち戻る」でした。
折しもNHKが毎晩のように取り上げている話題なので、興味深く拝聴。佳い話をたくさん聞かせていただきましたが、詳しく書いている時間がありませんので、せめて「結び」の行だけでも、レジュメより書かせていただきます。
【 結び
戦前と戦後の結節点である1945年は、「帝国」と戦後「民主国家」との分岐点になっているが、帝国の遺産の多くは戦後に引き継がれた。戦前と戦後は断絶していない。
(問題点)
・神権天皇制と象徴天皇制は連続しているか(新国体論)
・戦後民主主義(GHQより与えられた民主主義)に国民は主体的にかかわったか
・経済の自由化は実現したのか
・教育の民主化、自由化は実現したか
・女性(婦人)は解放されたか、社会では「家父長制」は温存されている 】
戦争も悲惨でしたが、悲惨な戦争を招き、それを続行した社会体制の清算の仕方も、必ずしもクリアではなかったことが語られました。
平和講座の後に会の定例会がありました。賛同人としてオブザーバー参加しました。
主な議題は今度の日曜日に予定されている講演会の役割分担。
この会は次々と興味深いイベントを企画し実行しています。敬服します。
次なる話題はこの講演会のPRを地元のテレビ局 J:COMでオンエアするそうで、その打ち合わせ。
その他。
以上、ローカルニュースでした。詳しいことは、この会のホームページでご確認ください。
http://www.peace-kumagaya.org/
以下はおまけの写真です。