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コロナ報道に思うこと [新型コロナ関連]

新型コロナ問題ほどメディアの報道量の多い話題はないでしょう。連日、メディアが流す情報の7〜8割がコロナ関連では?

報道は人々の関心に応えようとしますから、人々の関心を反映します。人々は報道が掘り下げることにより関心をより深めます。いま、人々とメディアは、掛け合いでコロナ問題に没頭しています。

罹ると大変なことになりますから、無理もありません。

最近の話題は首都圏に出されている緊急事態宣言を政府がどうするかということ。感染数が下げ止まり、リバウンドの様子も見える中で、宣言を解除するのかどうか?どうやらすることに決まったようです。

感染力や重症化リスク、若年層への感染も高そうな変異型の広がりも心配されています。

ワクチンの入荷・摂取は順調に進むのかどうか?自分に回ってくるのはいつ頃か?副反応はどうか?変異型に効くのかどうか?などワクチン問題も気になります。

自粛による経済の停滞も深刻です。旅行業、飲食業、各種興行など、いつまで耐えればいいのか、補償はいくらもらえるのか?コロナに罹らなくても、食えなければ人間死にます。

テレワークを導入すれば、企業情報が漏洩するリスクが高まります。正社員はテレワークだが、派遣社員は出社してもらわなければ・・・などという労態格差も生まれています。

なんと悩みの多いことか。おまけに一年延長したオリンピックの開催が7月下旬に控えています。衆議院議員の任期も秋には切れます。

こうした悩ましく、かつ先の見えない状況をどう乗り切れば良いのか?これには「覚悟」が必要なのでは?

これからはウィズコロナの時代となりますね、よく言われるように。どこからどう回ってくるかわからないけれど、いずれは罹るかも知れません。平均寿命も短くなりますね。覚悟するしかありませんね。

そう思うと、コロナで一番大事なのは、治療法ではないでしょうか。重症患者が増えたとか減ったとか、重症患者用病床が逼迫しているのか余裕があるのか、そればかりが問題になりますが、重症患者がどうなったのか、危機を脱して軽症者用病床に移ったのか、残念ながら亡くなったのか、治癒率は上がっているのか、横這いなのか、そこに関心を寄せるべきなのでは?

ワクチン云々と並んで、治療法が進歩しているのかどうか、重症患者の治療対策が向上しているのかどうか、そこに関心を寄せるべきなのでは?

医療体制が変わらない中で医療の質を維持するには、感染者数を増やさないことしか手段はありませんが、社会免疫を作らなければ収束しないということならば、とにかく政治は医療体制の充実に力を入れるべきなのではありませんか?

話題は治癒率です。ウィズコロナがいつ罹って死ぬかわからない時代では、命と暮らしが守られている社会とは到底言えません。死なない病気に持っていけるかどうか、罹っても温かい治療が受けられるかどうか、そこに最大の関心を寄せましょう。

など思う今日この頃です。


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コロナ禍の株高 [新型コロナ関連]

最近時間がなくて記事は書けないし訪問もできていません。実は私のよく知る隣人に不幸が起きて、そのことで・・・

この人物の病気についてはいずれ書くことがあるかも知れませんが、それはまた時間のあるときに。

いま気になっていることは、株高です。これは明らかにバブルです。格差社会でお金に困っている人がたくさんいるというのに、あるところにある金が使い道がなく、投資に回っているのです。

そんなことはわかりきっていますが、投資と言っても会社の設備投資
に使われるわけではなく、投資家の間で株価が上がっているだけで、投資家が値上がり分を儲けているだけです。で、儲けた金でまた株を買い、また儲けた気分になっているだけです。

実体経済と無関係に、というか実体経済が停滞しているが故に余った金が、株価を押し上げているんですね。株が高ければ、資産家は落ち着いていますから、政治は取り敢えず安泰です。

でも、そんな悠長なことを言っている場合ではありません。余剰資金をいかに足りないところに回すか、そこに腐心しなければいけません。

それから、せっかく株が高いのですから、この時期に、注ぎ込んだ年金を回収すべきです。でないと、暴落するのは目に見えています。

あと、小中高生の間で自殺が増えているそうですね。大大問題ですよね。コロナ弱者は高齢者だけではないんです。

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入院拒否者に罰則? [新型コロナ関連]

予算審議が始まりましたね、国会で。まずは「新型コロナ特別措置法改正案」の中身が争点になっています。

入院拒否者に懲役刑とか罰金を科すとかいう規定が盛り込まれているとは、驚くべきことです。

事態は(Yahoo!ニュースより)
【 警察庁によりますと、新型コロナウイルスの感染者のうち、医療施設に入院せず死亡した人は、全国で197人でした。今年に入ってからは75人と急増しています。

 内訳は、PCR検査などで感染確認後、自宅や高齢者施設、宿泊療養施設などにいた人が59人。死亡後に検査が行われ、コロナへの感染が確認された人が138人でした。

 自宅で死亡した人の中には入院先が見つからず、自宅療養などを余儀なくされていた人も含まれているとみられ、感染の拡大と医療体制のひっ迫が浮き彫りとなりました。(25日13:57)】

これが実態です。体調が急変し、死ぬかもしれないことが分かっている恐ろしい感染症にかかっても、病院で治療すら受けられず死んでいってしまっている人がいるのです。

一人いるだけでも行政責任は重大です。それが一人どころか、あちこちで頻繁に起きているのです。その責任はなんら取らず、入院を拒否した人に罰則を科すとは、恐れ入ったる本末転倒です。

かほどに、総理やジミン党政治屋の感覚はズレ切っているのです。

二度と選んじゃいけませんね。

本日は取り敢えずこれだけですが!



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医療崩壊以前に保健行政が崩壊! [新型コロナ関連]

新型コロナの感染拡大の勢いがやや鈍ってきたようですねぇ、もちろん油断はできませんが。

それにしても、人口当たり最多のベッド数を誇る国なのに、すでに医療現場では患者に必要な治療や看護ができない状況が起きてしまっているんですよね。

入院待ちの感染者が自宅で亡くなってしまっているという悲惨な話を聞くにつけ、「どうなっているんだ?」とこの国の医療体制の貧困・脆弱を危惧せざるを得ません。

この状況は医療崩壊と言うより、保健行政の崩壊なんですよね。病院にはまだ余力があるのに、その機能を活用できずに、罹患者が放置され、孤独のまま息を引き取っていくという悲劇が起きてしまっているんですよ。

明らかに政治・行政の無策が原因ですよ。その原因はどこにある?

一つはアベ政治以来、何でも官邸主導になってしまった。今回の新型コロナ騒動も、厚労省が担当部署ですよ。ここの知見を生かして、まずはここをフルに働かすべきだった。

官邸や総理が前面に出すぎる(アベノマスクはその一例)ので、余計なことをして後で叱られたり、公文書を書き換えたりさせられてはたまらないから、指示待ちになってしまった。

ところが、トップの官邸は、経済の落ち込みや色々な利益関係者の声が届いてくるので、なかなか有効な感染病対策の指示が出せない。

もう一つは保健行政の現場です。指定感染症の指定により、保健所が対応することになってます。

患者が増えれば、患者の病院や滞在施設の斡旋、体調調査などに加えて、感染ルートの追跡や、濃厚接触者の割り出し、検査など、やる事が多すぎて手が回らないのは目に見えています。

かくして保健行政がすぐに逼迫、崩壊してしまった。

どうにか、マスク、手洗い、うがい、ソーシャルディスタンスなどを励行して、会食・移動を控え、感染を極力抑えるしかありません。その間に、この貧弱な保健行政を少しでも立て直してもらわないと、この国は大変悲惨な状況になってしまいます。

そんなモヤモヤした気分でいたところ、この気分を晴らす記事を発見しました。kazg さんのこの記事、『氷解の巻』
https://kazsan.blog.ss-blog.jp/2021-01-16

バイトが再開して私が見損なったモーニングショーと、ぼうごなつこさんの風刺漫画を紹介しています。是非ご覧ください。

本日は以上です。


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Go To Trouble と 水道トラブルの顛末 [新型コロナ関連]

新型コロナ第三波が収まる気配が見えませんね。医療現場の悲鳴が日増しに大きくなっています。分科会の尾身会長も窮状を訴えていました。

自治体の首長も、不要不急の外出を控えるようにと口を酸っぱく要請しています。人の移動が感染の機会を広げることはほぼ疑いのないことですから、外出を控えることはまずは当然の対策と思いますが、政府はGo To Travel やGo To Eat のキャンペーンをなかなか中断しません。旅行や食事に出かけることを褒賞金を出してまで奨励しているのですから、訳わかりません。

経済政策ももちろん大事ですが、人の移動を伴わない形での支援策が必要です。こんな時こそ自助・共助を超えた公助の出番です。非常時ですから、頭を切り替えて、アベノミクスの延長のような考えをやめて、的確な救済策を講ずるべきです。そうしないと Go To Trouble になっちゃいますよ、日本中が。

それにしてもスガさんという人は頑固な人ですね、学術会議の会員任命拒否の時もそうでしたが。

さて、先日の混合栓の顛末ですが、混合栓は、もちろんちゃんと着きました。
IMG_5411.jpg
あら、混合栓以外は汚いですね、お恥ずかしい!

そして翌日、つまり昨日ですが、リフォーマー氏、ちゃんと約束の時間に来て、剥がした外壁を元どおりにしていってくれました。
IMG_5412.jpg


「でおいくらですか?」
「なるべく安くやってやろうと思っていたのですが・・・」
「わかりますよ、でもあんなことになっちゃいましたからね、設備屋さんにも来てもらっちゃったし・・・」
「そうなんです。1万2千円お願いしないといけなくなっちゃいました」

というわけで、給湯管の破損の顛末は1万2千円でした。
即対応で手際よくやってくれましたから、当然でしょうね。
釣は要らんぞっておまけをつけても良かったのですが、中古車で金を使ったばかりだったので、言われた通りの額を喜んで支払った次第です。



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当市でも感染急拡大! [新型コロナ関連]

コロナ感染が急拡大してますね。当市も例外ではありません。むしろ好例(ちっとも好ましくありませんけど)になってしまっています。数字をあげます。

8月末までが36例でした。9月末が42例、10月末が57例、それが11月15日、昨日現在でなんと117例目が確認されました。この拡大ぶりは半端ではありません。まさにねずみ算で増えてます。

市が独自に警報を出し対策を立てないと、大変なことになります。国がまったく対応してませんからね、この事態に。危機的状況です。

今年は天候が合わなかったのか不作でしたが、それでも柿が成りました。10個ほど持って、感染例を伝えてくれるDoBitcHさんのところにお礼がてらお届けしました。

曰く「いやー、すごいね、怖いね。何せかかったら悲惨だよ。さよならも言えないでオサラバだよ」
「そうだ、葬式もできない。そうか、『お世話になりました』今のうちに言っとかなきゃ」冗談でもあり、本気でもあり。

若い人はさほどでもないけれど、高齢者や持病のある人は深刻ですね。他人事ではなくなってきました!





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感染者や家族をいじめるようでは・・・ [新型コロナ関連]

昨日は36.2℃。いよいよ猛暑の襲来です。夜の室温31°。今の室温が29.2°、水飲んできました。(と今朝書きました)

さて、実社会やネットの世界で、コロナいじめが横行しているそうですねぇ。感染者や家族に対して、他県からの来訪者に対してなど。

感染者も色々な方がいらっしゃる。必ずしも不注意や素行に問題があった人とは限りません。感染病にかかってしまった被害者です。

県境をまたいで移動する人も、お盆で帰省などする人も、事情は様々です。いちいち白い目で見るのではなく、温かい目で見ましょうよ。

これ、改めて言うまでもない当たり前のことですよね。ところがこれができない人がいるのです。いるだけではなく、かなり多いのです。

日本人は同調気質で規則に従順な人が多いと言われていますが、一方で、差別やいじめが多い社会でもあります。

日本人は、人間が寛大で、他人に温かいとは必ずしも言い切れないようです。むしろ、隣の芝生が青く見える、羨ましがり屋が多いのかも知れません。

同調気質ということは、周りを気にして、周りと比較しながら生きているということでもあるのでしょう。また、自分が周りを意識して周りに合わせている分、周りにも同じことを要求しているのかもしれません。

ともかく、違いに敏感で差別します。差別や区別はものの認識の出発点ですからなんら問題はありません。問題は、差別してどう接するかです。自分たちとは別のものとして、攻撃したり排斥したりしようとすると、問題です。

戦時下では様々ないじめがありました。敵国に対してだけではありません。同朋人に対するいじめがありました。関東大震災の時には、朝鮮の人たちをいじめました。東京電力の原発事故の折には、故郷を失った福島の人がまさかのいじめに遭ったという話もあります。

こういう行動を取る人は、そもそもの差異が問題ではないのです。攻撃や排斥欲求が先にあるのです。差異はそのきっかけや口実に過ぎません。(煽り運転などもそうかもしれません。相手の運転の仕方を問題にしますが、怒りを向けるきっかけを探す心理が先にあるように思います。)

このような人は、他人の身になってものを考えることができないのです。自分のことだけに関心がある。感染する奴がいるから、あるいは他県から来る奴がいるから、自分が感染するリスクが高くなる、それが我慢ならないとして攻撃行動をとるのです。

攻撃された方は肉体的、あるいは精神的に傷つきますが、他人はあくまで他人で、いくら不幸になっても、自分とは関わりがない、痛くも痒くもないのです。むしろ痛快なのかもしれません。

その人の身になってすぐに同情する人もいれば、自分の居心地や損得だけが大事で、他人は競争相手でしかない人もいるのです。

こういう人には正義感がありません。正義感は、自他を相対化することによって初めて生まれる価値観です。自分の存在が絶対で、相手の存在は取るに足りないものだとしたら、自分のやろうとしていること、またやったことが全て正義ということになります。

人として情けないことですが、こういう人がいるんですよね。自分の存在を相対化できない人が。人類みな兄弟!昔々のサントリーのCMソングを思い出しちゃいますが、みな平等に命を一つもらって地球で幸福に暮らそうと生きているんですよね。

Please be kind to others ! ですよね。

ところでアベさん、あの方、特攻隊を美化したりして、前の戦争さえ反省していないみたいですよね。モリ・カケ問題も、桜見る会問題も、間違ったことをしたという認識はないようですよね。オレのやろうとしていること、やったことはみな正しいと思う一人なのかも・・・?

異を唱える人はみな「こんな人たち」取るに足りない人と思っているようですしね。

問題多いですねぇ、日本!

本日はこの辺で。

PS 今日は広島に原爆が投下された日でした。去年の「平和のための埼玉北部戦争展」で、被爆者の体験談をお聞きしたので、
https://mo-mo-taro.blog.ss-blog.jp/2019-11-04
地獄絵が脳裏に蘇りました。あってはならない出来事です。

市役所脇の公園で集会があるかもしれないと、お昼前に行ってみたのですが、誰も集まっていませんでした。投下時刻が8時15分なので、あるいはその時刻に人の集まりがあったのかもしれません。




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コロナ禍を克服できるのだろうか、この政権で? [新型コロナ関連]

gonntan さまの記事の受け売りですが、
https://myoeiji.blog.ss-blog.jp/2020-07-23-1
とある新聞記事の見出し

【 誤算 政府ちぐはぐ
地方の不安押し切り観光支援
「3密」スポーツなど先延ばし

1ヶ月沈黙の首相
コロナ、Go To 閣僚に丸投げ
野党「巣ごもり」と批判 】

当たってますよね、現状はまさにこのとおり。

gonntan さまのコメント

【 今首相がやっていることは
 緊急事態条項が憲法に書き加えられた時の予行演習

 責任も取らず
 仕事は丸投げして
 権力のみ温存 】

言い得て妙ですね。思い出しました、平成の後、令和と元号を改めた時のことを。
「オレが命令を出すから、民は相い和してこれを守れ」の総理のお気持ちか?

当たっているのかどうかはわかりませんが、「チグハグな命令に、民が相い和すどころか戸惑っている」というのが令和2年の現実でしょうか。

ちょっと皮肉ってしまいましたが、これほど感染性の高いウィルスに人類がさいなまされるというのも滅多にあることではありませんから、それに出くわした為政者としては、それは大変でしょうね。ちょっと同情もいたします。

ふと、東日本大震災時の大津波と原発事故当時のことを思い出しました。想定外の出来事に、当時の民主党・菅政権も対応に苦慮していました。みなさん一生懸命取り組んでいたと思いますよ。挙国一致で、原発事故の拡大を食い止め、復旧・復興に尽力すべき時でした。

ですが、当時の野党自民党は、なんやかやと政権批判を繰り広げ、菅政権を退陣に追い込み、代わった野田政権から衆議院の解散総選挙を引き出しました。

それまで政治を担っていた自民党が政権から離れていた時に起こった未曾有の大災害でした。原発事故にしろ津波対策にしろ、長年政治を預かってきた自民党に責任がないはずはないのですが、たまたま政権から離れていたことをいいこと幸いに、当時の政権担当者に協力どころか誹謗の数々を浴びせました。

見苦しかったですよ、あれは。政治は政党の勝ち負けではありませんからね、国を良くするという共通命題がありますからね。今回のコロナ災害も政党間の争いではなく、感染の拡大防止と医療体制の充実、経済面での救済に専念して取り組んで欲しいものです。

経済活動の活性化はその達成を確認しながらやることです。

批判は控え目にしていますが、それでもボロが出すぎていませんか?政権担当能力が、もはや無いのでは?

心配です!



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いよいよ支離滅裂になってきた? [新型コロナ関連]


今朝のヤフーニュース

新たに664人の感染確認 緊急事態解除後で最多を更新 計2万5575人に

【 新型コロナウイルスの感染者は18日、全国で新たに664人が確認された。緊急事態宣言が解除された5月25日以降では最多を更新した。新規感染者のうち9人は空港到着時の検疫で判明し、クルーズ船の乗客乗員らを合わせた国内の感染者数は計2万5575人。死者は1人増え、999人となった。】(毎日新聞)

Go To キャンペーンに関しては・・・
GoTo「東京以外も見送りを」69% 緊急事態「再発令」支持8割 毎日新聞世論調査

【 毎日新聞と社会調査研究センターは18日、全国世論調査を実施した。「Go Toトラベル」事業を22日から東京を除外して始める政府方針について「妥当だ」との回答は19%にとどまり、「東京以外も見送るべきだ」が69%に上った。「東京も対象とすべきだ」はわずか6%だった。安倍内閣の支持率は32%で、6月20日に行った前回調査の36%から4ポイント下落。不支持率は60%(前回56%)だった。】

こんな時期に旅行を奨励するキャンペーンを政府が実施。いかにもタイミングが悪いですね。前の前の記事で書きました。その続きです。

その後、皆さまご存知のとおり、東京発着と都居住者はキャンペーンから除外することとされました。

【 赤羽一嘉国土交通相は17日、記者会見し、外出自粛や休業要請の影響で落ち込んだ観光需要を喚起する目的で7月22日から開始される「Go Toトラベル」事業で東京都を発着する旅行と、東京都居住者の旅行について当面の間支援の対象外にすると発表した。

 会見では記者から、すでに予約をした利用者が旅行を取りやめる場合のキャンセル料はどうなるのか、と質問が出た。これに対し、赤羽国交相は「緊急事態宣言を出した時も同じ問題が起こった。みなさん、それぞれの立場で大変ご苦労されているので、『(従来の)ルール通り(の対応を)』とお願いした。実際にはこういう状況だからとキャンセル料は取らないという現場もあったし、取られた部分もあった。そうした自然な形で行っていただけるものだと思う」と語った。

 また、「いまキャンセル料を取らないようにと指導すると、やっぱり中小、小規模の旅行業のみなさんは大変にことになっているので、いささか無理がある。みなさん苦しい中で、対立構造は作らずに、お互いがうまくいくように、と言う思いを貫いていきたい。基本原則はそういう感じだ」と述べた。】(the PAGE より)

助成金を充てにして少し豪華な旅行の計画を立てたところ、助成金がなくなった。ではこの際はキャンセルしようとすると、かなりの額のキャンセル料がかかる。政府はそれについては当事者に任せると知らん顔。これではまるで詐欺にあったようなものではありませんか?

こういうやり方を見ていると、政府の金の遣い方が明らかに変わりましたね。当初は、新型コロナ対策で緊急事態宣言を発したことによる救済目的でした。一人一律10万円も持続化給付金もそうでした。

しかし、このトラベル助成金は観光業者救済が必ずしも目的ではありませんね。平常時の経済刺激策ですね。財政支出をすることによって経済効果を狙う、すなわち、国民の眠っている金を引き出すことが狙いです。需要喚起です。

救済なんて考えていません。呼び水なんですね。ですから、キャンセル料も消費者から引き出す金ですから、業者が手にすれば目的達成なんですね。

それから、この政策では、もともと持ち金の少ない人は恩恵の受けようがありません。初めから対象外です。

経済振興策ですから、不景気の時には必要です。今は極度に不景気ですから、必要ではあります。ですが、通常の不景気とは明らかに違います。眼前の脅威である新型コロナ感染防止と、それによる経済活動縮小の救済策に専念する必要があります。

こんな平時の経済政策に知恵を絞っているようでは、与党の政治屋さんは呑気なものですね。国交相と経産省が、最近前面に出ていますが、えっ、厚労省が主役じゃないんですか?って思いますよね。

官邸も音無ですが、ことの全体を仕切っているのは官邸ですから、官邸の感覚がまともじゃないんですよね。

因みに、官邸を仕切っているのは、「7人の君側の奸」(ファルコさんのブログより)だそうですから、これも承知しておきましょう。
https://falco84.blog.ss-blog.jp/2020-07-04

本日は取り急ぎ以上です。


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Go To キャンペーン前倒し実施! [新型コロナ関連]

世の中、相変わらずコロナ問題で揺れてますね。と書くとなんだか問題を軽視しているようですが、そんなことはありません。人が親しく交わらないようにしなければ防げない問題ですから大変厄介です。

先日、バイト中にヴァイオリンの生演奏を聴く機会がありました。あんな小さな楽器なのに弓を動かすと、部屋中に澄んだ大きな音が鳴り響くのです。演奏してくれた先生の腕前もさることながら、ヴァイオリンという楽器の凄さに驚きました。

弦の振動音をああまでクリアに、豊かに響かせる楽器をよくぞ創り出したものだと、西洋文明に寄せる敬意を改めて思い起こしました。ヴァイオリンだけではありません、ヴィオラ、チェロ、コントラバスと開発し、他に木管や金管楽器などを組み合わせ、交響曲を生み出します。

人を集めて、人に素晴らしい音の響きを聴かせるのです。人は一堂に会して、整然と一糸乱れぬ音響の流れを創り出し、それを、数十倍もの人が聴き入り堪能するのです。人の文化・文明は、集ってこそ生まれるものです。

コロナ禍では、それができないのです。感染を防ぐためには、人ができるだけ集わなければ良いとするのですから、大変厄介です。

一番呑気なのは政府ですね、しかも内閣府。Go To キャンペーンなるものを実施するそうです。それも8月からの予定を早めて、今月22日から。

最近、感染者数が明らかに増加傾向にありますよね。人それぞれ事情も都合もありますから、他県への旅行は禁止するとかの指示を出すには及びませんが、何も国が予算を組んで奨励する場合ではないと思います。

あくまでも、経済復興という大義でどこに金を流して儲けさせるか、予定ありきなんでしょうね。感染状況など見ていません。呑気なものです。

何の法的根拠もなく、学校一斉休校の要請を出しましたよね、総理が、2月末に。あれも、感染防止上取らざるを得ない措置という科学的根拠は何もありませんでした。

総理の存在感を示すためにやってみたかったのでしょうね。世の中、大混乱しました。

今回は、ジミンお決まり経済優先政策の、向こう見ずの前倒し実施です。鎮まりかけた感染拡大の恐怖が再来しないか心配です!



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