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現代の病か モラル格差! [人間考]

新年度は高学年のお勉強のお手伝いを仰せつかりました。公共機関なので、生々しいことはSNSのネタにできないのですが、漠然とした感想ならば問題はないでしょう。

人権作文というのを書かせていますよね、学校では。そのテーマとして「情報化社会と人権」を挙げ、 スマホやパソコンから起こる様々な問題を取り上げたビデオ鑑賞をしました。それを見て感じ考えたことを書いてもらおうという意図のようです。

約1時間、共に映像を見ていて改めて思いました。今の子は凄い時代に生まれちゃったなと。

何が凄いかって、まずは便利さです。ほとんど誰もが電話という通信手段を携帯して行動する時代です。知っているもの同士なら、どちらかが都合の悪い時以外は、いつでもコミュニケーションがとれるのです。肉声でも、文字メッセージでも。こんなことはかつてあり得なかったことです。

知人同士で交信がとれるばかりか、全世界に向けて、言葉でも画像でも、動画でもリアルタイムで発信できるのです。オドロキモモノキサンショノキ(まあ古臭い語呂合わせ!)です。

発信ツールを持っていないとできませんが、持つことは特権階級に限ったことではありません。私もそういう時代に生きて、今まさにそれをやっている一人ですが、自分が生きている間に、そういうことが可能になった、つまり、それ以前を知っている世代です。

ところが今育っている子たちは、それが当たり前になっている時代に誕生した世代です。幼少期からこうしたツールに上手に付き合っていかなければならない人たちです。

まず便利さを挙げましたが、不便さ恐さも同居しています。家族や友人など仲間内で容易に情報を共有することができる反面、それが一旦その枠外に流失すると、止めどなく広がり、すぐに回収不可能となるのです。

個人情報が、身近な出来事が、ここだけの話が、薄皮一枚で世界中と繋がっているのです。他の人が関心を持たなければ拡散することはまずないのですが、そこにこの便利さを悪用しようと狙っている不特定多数の悪意があるのです。

ツールは便利ですが、悪用もできてしまうのです。

児童生徒は、自他の人権を尊重し、侵さないよう、また侵されないよう配慮することを学び、大多数はそのように成長するのですが、それを取り巻く社会は、他人の人権など一顧だにせず、個人の情報を、財産を、名誉を、人生そのものを奪い盗ろうとする悪意が少なからず存在するのです。

格差社会とよく言われますが、経済格差ばかりでなく、このモラル格差の大きさも驚くばかりです。オンラインで利便を図ろうとするシステムはハッカーが、金持ちは詐欺師が、スキャンダルは妬みに満ちた人が・・・鵜の目鷹の目で狙っているのです。

そういう社会なんですね、今は。様々な、というか、両極端のモラルの人が、この便利さを活用しようとしています。

子どもたちに人権を考えてもらうことはもちろん大事なことですが、このモラル格差については、大人が真剣に考える必要がありますね。テロもそうです。オレオレ・振り込み・アポ電などの詐欺集団もしかり。煽り運転や自動車暴走犯もしかり。

麻薬や密輸、恐喝などの悪事を働く集団は、かつては暴力団としてくくれ、取り締まれましたが、今は、その枠外に、他人の人生をまったく顧みない人たちがたくさんいます。現代の病としてしっかり認識し、対応を考える必要がありますよね。

そんなことを痛感した次第です。

少し表現が足りていなかったようなので、付け足します。

文明の利器はたいてい諸刃の剣、人類に幸福をもたらすと同時に、不幸をもたらす使い方もできてしまいます。

情報伝達機器もそうです。通常は、被害に遭わないようにとか、意図せず加害者になってしまわないようにとかの心得を伝え合います。
これ、善人が前提です。

ところがかなりの割合で悪意を持つ人が潜んでいるのですよね。
この悪意を警察の取り締まりに任せておくだけではダメなのではないか、世の中全体で対処する必要があるのではないかというのが今回のテーマでした。

他人を不幸にすることがどのくらい罪なことなのか、人類の一員としての基本ですね、これを教える、言い続けることの大切さを感じました。

正に人権作文や道徳授業でやっているではないかとも思われますが、どうも、善人がより慎ましく生きることの方に重点が行ってしまっているような気がします。

人を不幸にすることはダメなんだという単純なことをまずはしっかり押さえたいものです。

それから経済格差や諸々の不平等など、悪意を生み出す原因が少なからず社会の側にもあるわけです。ですから、それらを減らす努力もしていかなければなりません。

悪人、悪意を減らす努力を積極的にやっていかないで、ただ便利なものを開発し続け、被害に遭わない心得を伝授し合っても、人類は幸せになれないのではないか、果たしてこの子たちは幸せに生きることができるのだろうか?
そんなことを感じたのでした。


以下おまけの写真、今日はモッコウバラ(木香バラ)です。

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チューリップとのコラボ
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以上です。ありがとうございました。


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総理の専権事項?と気色ばんだコメントと高齢者の事故 [時事問題]

yahooニュースによると

【 衆参同日選「首相がやるといえばやる」 菅官房長官 産経新聞

 菅(すが)義偉(よしひで)官房長官は22日の記者会見で、衆院大阪12区、沖縄3区補欠選挙で自民党候補が敗れ、安倍晋三首相(党総裁)が夏の参院選と衆院選の同日選に踏み切るのではないかとの観測が浮上していることについて「衆院解散は首相の専権事項なので、首相がやるといえばやるし、やらないといえばやらない」と述べた。】

とのこと。「首相の専権事項なので・・・やると言えばやるし・・・」官房長官としてはまったく当たり前で意味のない発言ですが、この時期に言うと、やっぱりそうなのか、その流れで行くのか、どこまでも勝手な連中だなあと腹立たしく思います。

解散は総理の専権事項とよく言いますが、そんなことを記した法規は実はどこにもないのですよね。衆議院の解散については、内閣不信任案が成立した時に、総理大臣が衆議院を解散することができるというだけのことなのですよね。

総理の専権事項で、いつでも都合の好い時に解散して選挙することができるとは、勝手にそういう慣行を作ってしまっただけのことで、法的根拠は皆無なのですよね。

政権による政治の私物化の最たるものですよ、これは。こんな権利を認めてはいけませんよね、産経新聞さん、その他のメディアさん!

【 安倍首相「テロ断じて許さぬ」=爆発事件、スリランカと連帯

 安倍晋三首相は22日午前、スリランカで日本人1人を含む200人超が死亡した連続爆発事件について「このようなテロは断じて許すことはできない。強く非難する」と強調した。

「今後、日本はスリランカ、国際社会と手を携え、断固としてテロと戦っていく決意だ」と訴えた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 首相は「深い悲しみを覚えると同時に強い憤りを感じる。犠牲となられた方のご冥福をお祈りすると同時に、ご遺族に哀悼の意を表したい。全ての負傷者にお見舞いを申し上げる」と表明した。 】

この総理の即座のコメントも、当たり前と思えることを言っているだけで、何の意味もありませんよね。

自爆テロは、自分たちの主義主張のために罪なき人の生涯を奪ってしまう行為ですから、断じて許すことはできませんよ。非難しますよ。そんな当たり前のことを気色ばんで言って、何の意味があるのでしょうか?

「断固としてテロと戦っていく決意だ」そうですよ、テロと手を組んでテロの側に着かれては困ります。戦ってください、テロを防止してください、お願いします。

当たり前のことを声高に言うのは、何なのでしょうね。政府を代表して、日本国民を代表して、無難なことを言えば支持率が上がるという判断なのでしょうか。

よくない考えにはまってしまっている人が起こす不幸な出来事に対して、真っ向非難し戦うという決意を表明することは、一体、どれだけテロを減らすことに役立つのでしょうか。

9.11同時多発テロのときの米大統領の反応もそうでした。戦って力で押さえ込むという姿勢も必要ではありますが、それに対する反発が身を投げ打っての自爆テロなのですから、戦う姿勢を前面に出して応じることは、何の意味もありません。

もう少し、不幸な出来事に対する苦渋に満ちた、テロリストの心にも響くようなコメントはできないものでしょうか?

できませんよね、側近が考える、当たり前と思えることを、支持率が上がりそうなことを言っているだけの人ですからね。それ以上の知恵なんかとても期待できません。

政治家に叡智を求める、そんなことは期待できません、そういう世の中になってしまいましたね。

また話が変わります。
最近、高齢者の起こす交通事故が多発してますね。母子を巻き込んでしまったりしていますからたいへん悲惨です。

高齢になるとますます車を頼りたくなるんですよね。安全装置の充実した車の開発が急がれますが、ミスが多くなったと気づいた時点で運転を辞める判断をしないといけませんね。事故を起こしてからでは遅すぎますからね。

本日は以上です。
以下はおまけの写真です。
ご近所のお庭のノースポール
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近所の公園のジャーマンアイリスと矢車草。どんどんいろいろな花が咲いてきますね。
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体調が優れないとか言っておきながら、日曜日には予定どおりテニスをやりました。
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三人だけだったので、二時間もちませんでした。
八重桜がまだ咲いていました。
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お付き合いいただきありがとうございました。
そうそう、市議選、定員30人中ただ一人の立憲民主党候補者は、見事というか当然というか、トップ当選でした。


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ガックリしませんか、日本の政治! [日本考]

最近はどうもブログの更新が滞りがちです。怪我や病気をしていたわけではありません。海外旅行をしていたわけでもありません。が、体調がイマイチではあります。

毎年花の咲く頃風邪気味になります。ヒノキ花粉症ではないかと思っています。喉にきます。声が出にくくなり、カサカサ、ガラガラして咳で払いたくなります。

一年中滅多にインフルエンザにかかることもなく、ほぼ絶好調なのですが、この時期だけは不調です。

時間に不自由を感じているのも確かです。昨年初めから午前中4時間のバイトを始めましたからそれは当然のことですが、これが学校関係なので、3月4月は年度切り替えになります。

慣れて居心地のよかったところが少し遠いので、近くにしてもらいました。そしたら3月は別れの季節、4月は出会いの季節、世間で言われていることを今年は数十年ぶりに体感することになりました。

通勤時間は短くなり朝は余裕ができたのですが、楽になったかというと、不慣れな分だけ、まだどうも・・・

もう一方の、3時頃から夜の家事と孫の世話は相い変わらずです。

さて、政治ですが、萩生田氏が消費税がどうなるかわからなくなってきたとの発言を始めました。あまりにも予想通りの展開です。消費増税を延期することの信を国民に問うとの理由で解散総選挙をやりかねない情勢です。

増税のスケジュールを決めたのも彼らだし、それが順調に実施できるようにアベノミクスを実施しているのも彼らです。それがスケジュールどおりにできないとすれば、本来は失政を問われなければなりません。

それを、その増税の延期を餌に、それを争点として衆議院の解散総選挙をやろうという魂胆なのです。

なんでも、自分たちの失敗まで、自分たちの都合の好いように利用しようとする、浅ましい、高潔さのない政治姿勢です。

与党政治家は、どうも、日本人一般より、恥知らずで狡賢いようです。


日米外務・防衛閣僚会議が開かれました。目的は日米安保条約に基く連携強化にあるようです。

日本は戦勝国で世界一の軍事力を誇るアメリカとの関係をひたすら強化しています。それが日本の国策ですが、ただアメリカにベッタリ寄り添う国でいいのでしょうか?

距離をおいて、自国の立場で様々な問題を受け止め、解決策を考え、提案・交渉していくという当たり前の独自の外交防衛政策を持たなくていいのでしょうか?

どうもそういうものがあるようには見えません。沖縄普天間基地の返還は、辺野古を犠牲にしなければできないのでしょうか?辺野古の埋め立ては地元の承諾を得られていません。

沖縄県民の確固たる意思を背景に、アメリカと協議したのでしょうか。「県民の意思を真摯に受け止める」とは言葉ばかりで、現実には、何もせず、ひたすら工事を進めているだけではありませんか。

あまりにも日本側の権利が制限されいる日米地位協定は、このままでいいのでしょうか?見直し協議はしなくていいのですか?
政府の統治権も国民の人権も犯されているのですよ!

こんな二国関係を可しとするようでは、日本国は無いも同然です。あるのは唯一、独自の王様、天皇を有していることだけです。

国政はまことに不甲斐ないばかりですが、大事なことは選挙です。選挙で民意をしっかり示すことです。

明日は市議会議員選挙の投票日です。2週間前は県議選がありました。当選挙区は、定員3名のところ3名が立候補し、無投票で決まりました。まったく盛り上がりませんでした。

市議選は定員30名のところ、33名立候補していますので選挙はありです。先ほど期日前投票に行ってきました。

33名中立憲民主党は1名です。女性候補者は6名です。盛り上がりませんよね、これでは・・・

一昨日、立憲民主の腰塚さんの選挙事務所に激励に行ってきました。お顔見知りが何名か詰めていました。ご苦労様です。

本日はこんなところです。

以下はおまけの写真です。本日はチューリップ特集!
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マジョさんのブログにも捧げたいと思います。

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魔の交差点と忖度発言 [時事問題]

最近話題になっていることから二つ取り上げます。

一つは埼玉県さいたま市の事故が頻発している交差点の話。狭い交差点で自動車がかなりのスピードで激しく衝突する様子が映し出されています。

一方が優先道路、他方は一旦停止になっていますが、両方の道が混雑する国道と県道の抜け道になっていて、双方とも急いで走り抜けようとしている人が多いとのこと。

停止線で一旦停止をしても、そこから交差する道路の状況は少しも見えず、発信してもしばらくは見えないままです。見えてきた時にブレーキを踏んでもすでに交差点の中に入っていて間に合わず、クラッシュしてしまいます。

事故が頻発するため、魔の交差点と呼ばれているそうです。

事故の起きやすい交差点を放置しておくのはいかがなものでしょうか。物が壊れる経済効果でも狙っているのでしょうか?と思いたくもなります。

信号機をつけるという解決策は、道幅が狭く設置の基準を満たさないため不可能とのこと。現実に事故が頻発しているというのに、なんとも融通の利かない行政です。

信号機がつけられないなら他の対策を講じて事故を起こしにくくしなければなりません。それができずに今日に至っているのです。

ミラーの位置を変える、停止線の位置を変える、優先道路側も一時停止にする、など、素人が考えてもやることはあります。

頻繁に事故が起きるとすれば、起こした人にばかり問題があるのではなく、その道路に問題があるのは明らかです。一日も早く何か有効な手を打たなければいけません。

以上が話題の一です。
話題の二は、国交省副大臣の忖度発言です。

どなたもご存知でしょうが
【本州と九州を新たに結ぶ道路事業の調査で、安倍晋三首相と麻生太郎副総理の意向を「忖度(そんたく)した」と発言し、撤回した自民党麻生派の塚田一郎国土交通副大臣(55)は3日、国会答弁で「我を忘れて事実と異なる発言をした。行政の信頼性をゆがめた」と陳謝した。】
とヤフーニュースにあります。

その後、副大臣の職を辞し、あちこちで真剣に反省の意を表明しています。

人間だれでもうっかり間違えることはあります。間違えていけないことをした時には謝罪し、責任を取れば大抵は許されるものです。交通事故みたいなものです。ですが、この交通事故はそんなに簡単なうっかり事故ではありません。

当人は「私は忖度します。忖度しました。(そして予算をつけました)」と発言しました。車の運転になぞらえるなら「普通は一端停止するところですが、私は止まりません。まっすぐ行っちゃいました。」ととある席で口にしました。

それが明らかになると
「あれは嘘です。事実と異なることを言いました。実はちゃんと一端停止しました。」と前言をひるがえしました。

ところが「そうか、ちゃんと止まったんだな?じゃ、なんで嘘を言ったんだ?そこの交差点は止まらない人が多い所だ。止まらないと大変なことになる。あなたも止まらなかったのではないか?」と追求されました。

政治や行政に忖度が公然と行われるようになると、たいへん大きな不都合が起きます。組織の上位者の気持ちに配慮して部下が行動するようになると、公正・平等が担保できません。言い換えると、不正・不平等が横行します。法の下の平等が言葉だけになります。アベさんの好きな「法治国家」が空証文になります。

すでに我々は、森友問題で、加計問題で、山口婦女暴行問題などで、行政が極めて恣意的、差別的に行われている(のではないかという)現実を見てきました。権力者から指示が出ているか、官吏が忖度しているか、どちらか以外には考えられないような大きな不平等を、政治行政の歪みを知っているのです。

塚田氏の忖度発言は一つの「事故」です。塚田氏に問題があります。しかし、これは、塚田氏が責任を取って辞任すれば収まる問題ではありません。この国でいま頻繁に起こっている事故の一つに過ぎません。問題は事故が起きる現場、魔の交差点にあります。

このままにしておくと大変なことになります。魔の交差点自体を抜本改革しないと、権力者にとって有利で庶民にとって不幸な事故が起き続けます。

本日は以上です。

以下おまけの写真を掲載します。
5日は娘宅で孫の子守を仰せつかりました。久しぶりにエノスイに行きました。
孫の撮った写真を3枚
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7日は熊谷でお花見をしました。孫と婿さんと3人でカキ氷を食べました。(バアバは、京都でお花見してます)
花は文句なしに満開、暖かく風もなく、正にお花見日和でした。
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以上です。お付き合いいただきありがとうございました。


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スタンディングと金子兜太展 [たまには photo news]


今日は4月3日、3日と言えば、アベ政治を許さない駅前スタンデイングの日です。
令和で浮かれている人が多いお国柄ですからね、こんな時に「アベ政治を許さない」を掲げて何人かが立ったところで何の効果もないんでしょうけど、雰囲気に気おされるのも嫌ですからね。それにバイトが春休みでないという貴重な機会ですから。行ってきました。
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私を入れて五名でした。

スタンデイングの後、駅の通路を南口に抜けました。南口から10分も歩くと荒川の土手に出ます。桜の名所としてかなり有名です。まだ見ごろには早いと思いますが、花の咲き具合はどうかと思って見に来ました。
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木によって、3分から7分ですね。ということは5分咲きというところでしょうか。今週末が見ごろでしょうね、当地の桜は。

帰り道、市立図書館の3階に寄りました。
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企画展で金子兜太さんをやってました。
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展示風景を撮りたかったのですが許可が貰えませんでした。
どんな作品が展示してあったかというと・・・いただいたパンフレットから一部紹介します。
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「水脈の果・・・」は激戦の地トラック島から離れる時に作った句ですね。
「曼珠沙華・・・」は、初句切れなんですね。曼珠沙華が腹を出している訳じゃないんですね。
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「梅咲いて・・・」庭中に青鮫が来ているような錯覚に陥ったんですね。青鮫は魚の中で一番好きな魚だそうです。咲いている白梅を見て春が来た喜びをそんなふうに感じたのですね。
初春の令月に梅を見て感動した万葉集の話に似てますよね。でも兜太さんの俳句の方が単刀直入、さすが荒凡夫!

など勉強しちゃいました。
この会場でたまたま息子様ご夫妻とお会いしました。松元ヒロさんの公演のときに撮った、ヒロさんと奥様のツーショットの写真を、いつかお渡ししようとスタンデイングのプラカと一緒に持っていたのですが、それをお渡しすることができました。

寒くて花粉で咳込みながらよく歩いた一日でしたが、犬も歩けば棒?にあたるラッキーな一日でした。



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さくらが決める?新元号 [時事問題]

今日は4月1日、エイプリルフールですね。さ〜て、どんなウソを言っちゃおうかって考える日ですが、それがなんと、これから多分何十年と使われるであろう新しい元号(年号)が決められる日なんですよね、今年は。

元号(年号)は、国中で使われ一つの時代の名前ともなる、日本人にとって非常に重大なものですからね、然るべき人たちが色々な角度から長い時間をかけて検討し、決めるのだろうと思いきや、そうではないんですね。

今日9時半に有識者による「元号に関する懇談会」が招集されるんですね。そして10時20分に衆院議長公邸で衆参正副議長の意見が聴取され、続いて全閣僚が会議を行い閣議決定をする。そして11時半に官房長官より発表される。という流れなんですよね。

懇談会や意見聴取、閣僚会議で意見がまとまらず長引いたらどうするのか?そんなことを心配する人はいないようなんです。スケジュールありきですから、然るべき人が協議し、意見が反映されて新元号が決まったというアリバイ作りですね、明らかに。真の決定の過程は、全てブラックボックスです。

懇談会に招集される有識者ってかっこいいような、ただのエキストラのような。時節柄「さくら」ですかね。複雑な心境でしょうね。どんな意見をおっしゃってくるのか・・・

これら全て4月1日のできごとですから、あまり目くじら立てても仕方ありませんわね。みんなウソなんでしょう。

でも、決められた元号だけは使われ続ける。もしかしたら新元号の時代全部がウソになる?

これって民主主義?
変な国、日本!

昨日の夕方、近所の公園のさくらを撮ってきたので載せますね。満開のようにも見えますが、まだ蕾も多く五分咲きというところです。
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アイリスも咲いていました。
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