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NHKのミーハーぶり [日本考]

NHKってところはミーハーな放送局ですね。

昨日か一昨日アメリカの大統領が来ました。昨日はアベさん、青木功さんとゴルフをし、千秋楽の相撲を観戦し、炉端焼きで夕食を共にしました。

まったくのお遊びの一日、来賓を迎えた側としてはおもてなしの一日でした。日曜日ですから、休日をどう過ごそうとどうでも良いのですが、それにしては警備その他にやたら金のかかった一日でした。

ゴルフの様子はどう報道したのか知りませんが、相撲以降はテレビを観てました。まるで世界の英雄を迎えたかのような報道ぶりでした。

国技館から炉端焼きの店までの移動、店周辺の警備態勢、ついには店内の食事を出される様子、さらに両首脳の挨拶まで逐一報道してました。

いま世界は、自国ファーストの嵐が吹き始め、極めてトゲトゲした雰囲気に包まれつつあります。トランプ大統領といえば、その火付け役とも言える大国のリーダーです。

メキシコとの国境に壁を造って移民の入国を物理的に遮ることを問題の解決策と考える人です。ヨーロッパの国々も、移民受け入れを拒否しようとする政治勢力が多数派になりつつあります。

自国が大事なことは当然のことですが、その思想のみで世界が丸く収まるはずはありません。そこに政治家の果たす役割があるはずです。

この大国のリーダーは、その役割をまったく理解していません。世界中が自国主義を剥き出しにするようになると、世界秩序がどうなるか、火を見るより明らかです。

そんな問題の大統領ですよ、この方は。それを国を挙げて歓待しているんですよ、この国は。外交にパフォーマンスも要るでしょうから、政権のやることは取り敢えず政権に任せるしかありませんが、その様子を、はしゃいで逐一報道しているこの放送局は、何なのでしょうねぇ。

日本放送協会、唯一の公共放送です。報道機関としての理性はどこに行ったのでしょう。まるで政府の宣伝部門です。

定期的に内閣支持率などをモニターし報告していますが、支持率が上がるのは、上がるように報道しているからに他なりません。

公共放送ってこれでいいのですか?
日本の進路に責任が持てますか?
不特定多数から半ば強制的に視聴料を徴収しながら、こんな報道姿勢で電波を垂れ流しておいて、責任が果たせますか?

ますます疑問を感じてしまいました。
時間がないのでこれにてアップします。

おまけの写真を一枚追加掲載します。
昨日、当地35度の中、またまたテニスをやっちゃいました。時間も2時から3時。
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川沿い作品展 2019 [たまには photo news]

小出しにしてきました川沿い作品展、今日は全部載せます。
今回は、作品鑑賞というより、バラ撮影の機会となりました。天気が好かったことと、時間がなかったことのためです。

アライ本家様にやってきました。川(成田用水)沿いから少し離れました。
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 トリミングします
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お家の中もどうぞとのことなので
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手前のテーブルの上にはご主人のトールペイント作品が、床の間には奥様の作品が飾られていました。
トリミングします。
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ご主人の作品は他にも見事な物がたくさん飾られていました。写真がなくてすみません。

とにかく室内が片付いている綺麗なお宅で恐れ入りました。二階に上がる階段も
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西に少し歩いて、山野草の山本翁を訪ねました。翁は御歳確か94歳?
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武蔵野ワスレグサ(武蔵野キスゲ)
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メイン会場の箱田神社に戻りました。
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奥によくコメントをくださる にじ さんの姿を発見。
「今年は20周年なので私の作品も展示させてもらいました」とのこと
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トリミングしますね。それにしても読めませんが・・・<(_ _)>
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下はいただいた資料(A4・8ページ)の表紙です。
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 A4八ページの表紙です
2000年が第一回で今年が第20回とのこと。素晴らしい地域です。

こんな催しの案内もいただきました。
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以上で川沿い作品展のレポートは終了です。

以下はおまけの一言。

あの丸山議員さん、衆議院議員運営委員会理事会に体調不良で欠席。入院しちゃったそうです。国会での徹底した議論の期待はあっさり消滅しました。「潔い、偉い」はまったくの見当違い、そんな根性はとても持ち合わせていませんでした。
な~んだ、やっぱり!でした。


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丸山発言と川沿い作品展パート2 [時事問題]

「戦争しないと取り返せないのでは?」と発言して物議を醸している丸山穂高衆議院議員、あれは失言ではないようです。酒に酔って言ったわけでもないとのこと。

このように評判の悪い発言は、通常は失言として撤回したり謝罪したりするものですが、この人物の場合は違いました。思っていることを言ったまでで、思想信条、表現の自由を行使して何が悪い?と開き直りました。

思っていることを言ったくせに、誤解を与えたようなので取り消しますと発言を翻す小狡い人と違って、ある意味、潔いとも言えます。発言に責任を持っています。偉い!?

どうやら、失言の類とは違う確信を持った言動のようです。となると、野党は辞職勧告決議案を、与党は譴責決議案を用意しているようですが、それは対応が違うのではないでしょうか。まずは国会で議論すべきです。この発言がなぜ国会議員として不適切なのか、徹底的に議論すべきです。

我が国の憲法は、ご承知のとおり、第九条で、
【・・・国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。】としています。
この憲法の趣旨を理解していない発言であることは火を見るより明らかです。

また、日本国憲法をもち出すまでもなく、戦争が政治の最悪の手段であることは政治学の常識でもあります。彼がどう議論するのか、聞いてみたいものです。

というのは、丸山議員ほどはっきりと物を言わないまでも、戦争が国際紛争を解決する有効な手段と確信し、早く戦争のできる国に変えようとうごめいている議員が、実はたくさんいそうなのです。今は譴責する側に回っていますが、大して変わらないご意見をお持ちの議員や閣僚、そのトップが、この国にはいるのです。

この際、正体を現して、正々堂々と議論したらいかがなものでしょう。

いずれにしても次元の低い話ではあります。


さて、先日の川沿い作品展の続きの写真です。

作品展よりも ARAI 様庭園のバラの香りと美しさに魅了されました。
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飼い犬もおしゃれでした。
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垣根もこのとおり、大輪のバラが満開でした。
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「この先、少し行ったところに、うちの本家があります。そこの庭も綺麗ですから見ていってください」
「行きますとも。ありがとうございました」

案内されたとおりに小道を進むとありました。
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今日はこの辺で。


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官房長官 衆院解散に言及? & 川沿い作品展 [時事問題]

今日は短くいきます。

菅官房長官、「内閣不信任案の提出は時の政権が衆院解散を行う大義になるか」との記者の質問に対し、「それは当然なるんじゃないでしょうか」と答えました。

議会が内閣不信任案を提出し議決できることは、民主主義を担保する上で極めて重要な制度です。我が国は、憲法六十九条により、衆議院でこれが決議された場合は、10日以内に衆議院が解散されない限り、内閣は総辞職することとされています。

スガ氏は「不信任案が提出された場合には、その段階で、本内閣は衆議院を解散する、そういうことは当然あり得る」と公言することにより、民意を反映する上で極めて重要な衆議院の持つこの権利を封じ込めようとしているのです。

仮に提出されても、与党の力で不信任案を否決すればいいだけのことなのに、出すことすら封じ込めようとしているのです。

事が起こらないうちから、仮定の段階で恫喝しているのです。悪質ですね、ヤクザですね、この政権は。

「仮定の質問には答えられない」と言うのが政治家答弁の相場なのに、なぜかこんな時だけは、さらりと答を出しているのです。

質問するほうもするほうでした。どんな答を予測して、何のために質問したのでしょうか、疑問が残ります。

もっとも、解散総選挙というのは、国民の意思表示の機会が増えるわけですから、必ずしも誰もが恐れることではありません。野党や前回の選挙結果に満足していない人にとっては望むところでもあります。

それでも、政権が、政権内部の求心力や内閣支持率などの動向を参考に、選挙のタイミングを選ぶということは、国会軽視に他なりません。三権分立の趣旨に反する行政の違法・違憲行為です。

こんな政権ですからね、解散総選挙となれば、与党の議席を半減させてやればいいだけのことです。答えは簡単です。

漫然と現状を肯定している人が多いので気がかりではありますが、目覚めてもらって、是非そうしましょう!

少し長くなってしまいました m(_ _)m


ここ数年、毎年のように見物に行っている川沿い作品展に今日の午後行ってきましたので、写真を追加掲載します。(5月18日夜)

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 成田用水

今年もちりめん細工を展示しているこのお宅から
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室内は
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 この方が作家。見学の方の目付きも真剣!

玄関右手の一角にレンズを寄せると
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ネコちゃんもいましたよ
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 可愛いですねぇ

第3メイン会場だそうです
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 明日ハーモニカコンサートが行われるそうです。

綺麗なバラ苑があるとのこと。行ってみました。好い香りがしてきました。
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取り急ぎ以上をアップします。続きは後日!

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いかがでした、10連休? [日本考]

毎年4月末から5月初めは祭日が多く、ゴールデンウィークと呼ばれています。今年は天皇陛下の生前譲位があり10連休、スーパーゴールデンウィークとなりました。

何をわかりきったことを書いているのでしょうねぇ?

大型連休は果たしてゴールデンなのでしょうか。

みんなが一斉に何日も休むことは、人々の幸せにつながるのでしょうか?

交通機関は電車も車も、ヒコーキも混み合います。人混みに圧されたり、渋滞で余分に時間がかかったり、予約が取りにくかったり、高かったりします。交通事故も多いものです。

行った先でも混雑に遭い、順番待ちになったりします。ホテルや旅館も、混んでいる上に高いです。何か良いことはあるのでしょうか?国を挙げてバカなことをやっているような気がしませんか?

皆が一斉に休みをとって出かけることのメリットって何なのでしょう?一斉に休みをとるといっても、本当に皆がとれるわけではありません。公共交通機関や行楽施設は勿論のこと、一般の商店もほとんど営業しています。

10連休だ、それ休みだ!となるのは、学校や官公庁、銀行などです。これらに勤務する人たちは、家族が皆休みとなり、お出掛けの絶好のチャンスとなります。そうでない人は「連休!」などどこ吹く風です。

ということは、こういう公休のとり方は、一種の優越感、職業に基づく差別意識の表現形なのかもしれません。十日も休みをとって豪華に出掛けたり休息したりしようとして、あちこちで不幸に遭っている。だから差別されているほうも、そう目くじら立てない。

これが日本の休暇のとり方なのかもしれません。いくら連休を作っても国民の幸せは増えない。なんか、貧しくありませんか?

他の国はどうなんでしょうねぇ。休みのとり方がうまいと言われているのはドイツです。

下記のサイトに依ると
www.jil.go.jp/foreign/jihou/2011_7/german_01.html
ドイツでは連邦休暇法(BUrlG)に基づき、6カ月以上の継続勤務をしている労働者は年間で最低24日間の有給休暇を取得する権利が保障されている。2011年の労働協約で合意した有給休暇の付与日数は、大半がこの法定基準を大幅に上回る30日だった。

とのこと。しかもこの有給休暇を、ほとんど誰もが堂々と、ほぼ100%とっている。日本の場合は、有給休暇の日数がほぼ半分で、取得率も半分以下とのこと。しかも、ドイツの場合は、病気による欠勤は有給休暇とは別枠とのこと。

要するに、各自が自分や家族の都合に合わせて好きなように休みをとり、活用しているんですね。こうすれば、行楽地に人が一斉に集中することはありません。行楽地のほうも、時期による偏りが少なく、年間通して稼働できます。官公庁や金融業の不便な閉庁・閉店続きも減ります。

そろそろ本気で休み方改革をしないといけませんよね。祝祭日を増やすのではなく、有給休暇制度を充実させる必要があるのでは?

わかっているのに、なぜこれが実現できず、「史上初の大型連休」などとはしゃいでいたのでしょうね。このレジャー貧困の原因はどこにある?

政府のリードの悪さも大きな一因でしょう。働き方改革とか言って、自由に働く制度の導入に力を入れていたように見えましたが、自由に働き、自由に休みをとるという働き手の視点に立った改革ではなく、働き過ぎによる過労死などの不都合の責任を、働き手の自己責任に依るものとしたい雇い主側に立った改革だったのです。

そんなことをしている場合ではありません。働く人を幸せにする方策を練らなければなりません、いまや。

働く側にも、問題がありそうです。 どうも日本人はワーカホリックに陥る人が多いようです。仲間と力を出し合って会社の業績を上げようとしていると、個人や家庭の事情で自分だけ休暇をとることはチームプレーを阻害するように思えるのです。

集団への帰属精神が個人や家庭生活を重んじる気持ちより強くなりがちなのです。言うまでもなく、仕事は食うためです。食うのは生きるためです。食うために生きているのではなく、生きるために、つまり自己充実のために食うのです。

こういうことを解り合っているから、ドイツでは有給休暇を当然のごとくとるのでしょう。仕事は手段、目的ではありませんから。

中には、自己充実、自己実現と仕事とが直結している人もいるでしょう。それが勘違いでなければ、休暇の話は二の次、健康と周囲の人との人間関係を大事にすることを忘れずにご活躍くだされ。

休日の在り方については、働く大人の意識の問題の他に、学校の問題があります。大人がとる有給に合わせて、子どもも学校を休めないと家族のレジャーが成り立ちません。

学校生活も家族のレジャーを認め合う寛容な精神が必要です。大型連休の時だけ「みなさん、どこか行ってきましたか?どんな連休だったか、発表し合いましょう」との一斉思考はやめないといけません。連休に休みがとれない親もたくさんいるのですから。

普段から「今週は○○さんは家庭研修でお休みです」とクラス全体で受け入れ合わないといけません。その間の勉強は、自習で埋めなければなりませんが、家族と本人の努力、友達の協力などかあればどうにかなるでしょう。

みんなと同じように振る舞うことを大事にしていると、出かけるときはみな一斉に出かけることになります。皆が楽しいかといえば、他人と同じことをしたという満足感はあるかも知れないけれど、実はあちこちで渋滞にはまってストレスが溜まったということになりかねません。

以上、一斉休暇について考えてみました。

おまけの写真を2枚。
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 ゼラニウムです。

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 ツツジです。ツツジはもう最後ですね。咲くのも早いけど散るのも早いですね。


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願っていません? [ブログ交流で学ぶこと]

今日の記事は完全受け売りです。仕入れ元は gonntan さん。
https://myoeiji.blog.so-net.ne.jp/2019-05-04

【 2019年4月30日、生前退位を行なうために執り行われた「退位礼正殿の儀」において、「国民代表の辞」として挨拶した安倍総理が、上皇上皇后両陛下に対し、「末永くお健やかであらせられますことを願って”いません”」と言っているように聞こえると話題になっている。 】(ゆるねとにゅーす)
と紹介しています。陛下の御前で、また国民注視の中で「願っていません」では・・・?

下記のサイトの動画で確認してみました。
https://yuruneto.com/abe-negatteimasen/

確かに、少し口ごもって二度読みした後「願っていません」と言っているのです。ライブで見ていたような気がするのですが、その時は気付きませんでした。

何故気付かなかったかというと、あの人、日本語の発音がクリアじゃないんですよね、もともと。こう言っているんだろうと補って聞いているものだから、ここでも「願ってやみません」と聞いちゃったんだ思います。

gonntan さんは、原稿が「已ません」となっていて、それが読めなくて前を読み返し、仕方なし「ぃません」と読んだのではないかと推測されています。

そう言われてみると、確かにそれが真相のように思われます。

総理や副総理の漢字が読めないことはかなり有名なことです。私は人の能力は千差万別なので、その足りないところをあげつらうことはしないほうが良いと思っていますから、積極的にはしていません。

しかし、これは読めないという能力ではなく、大事な原稿の下読みをしていなかったという怠慢の現れではないかと思います。あるいは、それ以前に、そもそも、公務に30年間務められて退位される天皇陛下に、国民を代表して述べる言葉を、自分で考えなかったのか、側近に原稿を書かせ、それを棒読みしただけなのか?

うやうやしく振舞っておきながら、実はその程度の配慮しかしないのか?

これは我が国総理の重大な欠点、非難されて当然の人柄の欠陥ではないかと思った次第です。

広く皆さまに検証していただきたいと思い記事にしました。

おまけの写真を2枚。ツツジとバラです。

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憲法改正?良さもわからぬ奴が何を言うか! [日本考]

5月3日の憲法記念日を素通りしてしまいました。何をしていたかはおまけの写真が掲載できたら明かそうと思います。

以下の【 】の文はkazg さんの昨日の記事です。
https://kazsan.blog.so-net.ne.jp/2019-05-04

【 昨日の憲法記念日、アベ首相が、改憲派集会へビデオメッセージを寄せ、「2020年に改正憲法を施行する目標を堅持していると明言した。」と、今朝の地元紙「山陽新聞」一面は伝えています。そしてアベ発言のポイントを要約して紹介し、さらに続けて、「同じ集会に出席した公明党の遠山清彦憲法調査会事務局長は「公明党は加憲の立場から積極的に憲法議論に参加する」と語った。集会には日本維新の会、希望の党の幹部も出席した。」としています。

この集会で、下村博文・自民党憲法改正推進本部長が、同党の改憲4項目を「是非、憲法審査会で発表したい」とし、「7月の参院選で憲法論議をさらに前に進める」と、参院選の争点にする姿勢を表明したそうです。

本当に争点として正々堂々と議論するというのなら、望むところ、受けて立ちましょう。「9条改憲NO!」「安倍政権退陣」を求める草の根の国民の声とちからを大いに発揮する好機ですから。(中略)そして、直面する参議院選挙こそ、改憲策動に終止符を打つチャンス。

でも、またいつかのように、選挙期間中は憲法の「ケ」の字も表に出さず、詐欺的な争点隠しで票をかすめ取り、選挙後に「国民の信を得た」などとふんぞり返る得意芸を、またまた繰り返すおつもりではないでしょうな。

荻生田幹事長代行の「消費税引き上げ延期」や「衆参同日選挙」に言及した発言など、一個人の独走、勇み足とも思えませんから、柳の下のどじょうをねらったアベさん本人の瀬踏みかもしれませんね。

いずれにしても、改憲勢力は、「令和」への改元をも政治利用しながら、虎視眈々、時機をうかがって、動きを強めていることは間違いありません。 】

と、警鐘を鳴らしています。

日本国憲法は、それ以前の大日本帝国憲法が、天皇が国民に下した欽定憲法だったことに比し、極めて民主的で画期的な憲法です。

戦争に負けたことがきっかけで、その反省に立ってできた憲法ですから、保守派は変えたくて仕方がないようです。一方改革派は、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義という三本柱を備えた、いわば願ったり叶ったりの憲法ですから、堅持せねばと思っています。

憲法に関しては保革のネジレが起きています。憲法に限らず、今のアベ政権は、戦後日本が守ってきた規定を大幅に逸脱して国家主義的改変をしていますから、保守ではなく、急進です。急進ですが、進歩ではなく、退歩、反動です。

この動きを改革派が食い止めようとしています。変えようとしている保守と、変えさせまいとする改革です。

時代が後戻りしているときは、こういうことが起きますよね。保守が今の善さを保とうとするのではなく、失われた過去を奪回しようとしています。

隣国を植民地化し、さらに兵を進め、アメリカとも開戦して惨憺たる結果に終わった政治体制のどこに回帰する価値があるというのでしょうか。

日本国憲法ですが、これを理想として金科玉条のごとく、守り通せば良いとは、私は思いません。どんなに良いものでも完璧ということはありません。不適切な表現や不十分なところはあるものです。また、時代背景が変われば、新たな条文が必要にもなります。

どうすればもっと良くなるか、絶えず検討する必要があります。ですが、今の与党の改憲論はまったく趣旨が違います。政権側が、国民の権利を制限し、国家の権力を増大させようとするものです。

参議院議員選挙がこの夏あります。どんな争点ぼかしや、改憲の趣旨ぼかしをしてくるかわかりませんが、反動改憲派に断念させるくらいの選挙結果を出したいものですね。


以下はおまけの写真です。
5月3日、ぐずついた天気が数日続いていたのに、この日ばかりは朝からからりと晴れたよい天気でした。
あの先進的な憲法の記念日でもあったのですが、たまにはどこかに歩きに出かけようと珍しく夫婦で気が合い、車で出かけました。
赤城方面に行ってみようということになりました。
前橋方面から登ればよかったものを、たまには違う道を上がってみるかと赤城神社の方から登りました。
そうしたら道は狭く坂は急、カーブの連続で、えらいこっちゃのドライブでした。

大沼より数十メートル高い小沼に着きました。上着を持たないで行ったら風もあり、少々寒かった。
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ここを一周することに
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右から左回りに
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一周1.5キロくらいの沼ですが、さざ波が立っていて湖の様。
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ちょうど反対側辺りには、雪が残っていました。寒いわけです。
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足下にセツブンソウでしょうか?
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以上です、取り急ぎ。


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今日から元号が変わるそうで・・・ [たまには photo news]

元号が変わりました。
ここ数日、報道がこればかりなので、このブログに限っては無視してやろうと思ってました。何しろ、表向きは敬ってはいるものの、権威の利用しか考えていない政権が決めた新元号と改元のスケジュールですからね。この歓迎ムードを彼らは政権支持率上昇に利用してしまいますからね。これは単なる皇室人気に過ぎないのに。

その皇室は、現憲法の象徴としての規定や平和主義などを心底尊重していらっしゃいます。一方現政権は、その憲法を変えようとしている。まったく思っていることは反対ですからね。

この騒ぎは無視しようと思ってました。
ところがすみません、簡単に取り上げることになってしまいました。
近所で、夏祭りにしか聞こえない、鉦太鼓、笛の音が聞こえてきたのです。

音のする方に行ってみると、山車小屋の前に
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表に回ると
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トリミングすると
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祇園会60周年の行事と重なったそうで、これから八坂神社まで向かい、午後は星川通りを巡航するそうです。

以上ローカルニュースでした。

取り上げるからには退位されたこれまでの天皇さまに申し上げなければ
「人々の平和と安寧を願う活動にご尽力されたことに深く感謝しております。お疲れ様でした。」

新天皇さまには
「政治発言が出来ないお立場ですので、ストレスもたまりましょうが、政治家の矛盾に屈せず、お元気でご活躍になりますよう!
皇后さまのご活躍も期待しております。」

以上思い付きですが m(_ _)m




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