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「拝察」が話題になってます! [時事問題]


陛下のご発言が、じゃなくて宮内庁長官の拝察が話題になってますね。改めて陛下の存在の大きさに気付きます。

政府関係者はほぼ一様に「宮内庁長官が考えたことだろう」と軽く受け流していますねぇ。事態は「拝察」と言ってますが、陛下との会話が元ですから、陛下の気持の表明です。

なんでお気持を受け止めてやらないんでしょうね。
「そうですか、オリンピックを開催するにあたり、感染拡大を心配していらっしゃる」このくらいのことは言えないものですかね。あまりにも当たり前のことですから。

だからどうすると言うのはまずいんですよね。「陛下も心配されているようだから、もっと気を引き締めて感染防止に努める」とか「それみたことか、陛下も気がかりなんだから、もっとしっかりやれ」とか言うと天皇を政治に利用したことになります。

だからどうこうではなく「こういうお気持ちでいらっしゃる」「ああ、そうですか」と受け止める関係でありたいものです。天皇も人間ですから色々な思いをお持ちでしょう。

いちいち進んで口を出すのは立場上問題ですが、こういう気持ちで見守ってますよという遠慮がちの表明は受け止めるべきです。「そりゃ宮内庁長官の考えたことだろう」とすっ惚けるのは、政治利用の逆で人間無視ですよね。

都合の悪い時は軽く無視して、都合の良い時だけ引っ張り出して利用するのは、誠によろしくありません。政治家の面の皮って厚いですね。ほとんど恐竜並み!なんて感じたのは私だけでしょうか?


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