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国民の主権が及んでいない政府 [時事問題]

gonntan さんによりますと、大分県では、水害発生から既に3週間たっているというのに、住宅からの泥出し作業が続いているそうです。床板を壊して床下から・・・

まだまだ大変なんだなぁと思っていると、昨日は一転して東北地方に豪雨、最上川が氾濫して山形県で水害が発生しました。相変わらず気象災害が続いています。

昨日は、アベノマスク8000万枚が介護施設や保育施設に、今後さらに配られるという政府方針が報道されました。まったく、この緊急事態に、不要不急のことは本当にやめていただきたいと切に思います。

お国の中枢が、完全にやられていますよね。人体に例えれば、緊急手術が必要な状態ではないでしょうか。

昨日は、韓国・平昌の植物園が、慰安婦を象徴する少女像に土下座して謝罪する安倍総理大臣を模した像を設置したことも報じられました。

韓国外務省の報道官は「外国の指導者に対して国際儀礼を考慮する必要がある」としてこれを支持しないことを表明しました。

これに対して日本の菅官房長官は
「事実かどうか確認していないが、そのようなことは国際儀礼上、許されない。事実であれば、日韓関係に決定的な影響を与えることになる」と記者会見で発言しました。

韓国政府が支持しないと言っている以上、韓国政府に任せて静観していればいいと思うのですが、「儀礼上許されない、決定的影響を与える」とはリアクションが大き過ぎませんか。

こういう威圧的な対応をするから、日韓関係は絶えず韓国側に不満・わだかまりが残ってしまうのです。

日本は戦前、当時の日本人の世界観で、韓国を植民地化し、民族のプライドをズタズタにするようなことを散々やってきたのです。日韓政府合意でそれはチャラになっているはずだとしても、今の世界観で振り返ると、やはり正しくないことをしてきたのです。

いつまでたってもそれは消えないのかと言えば、そんなことはないと思います。時代が変わり人が替わっているのですから、過去の過ちを過ちとして認め、互恵の精神で臨めばリスタートできると思います。

日本政府は、戦前・戦中の誤った政策について、日本国民に対しても、きちんと謝罪・清算していない面がありますからね。歴史を歴史として切り離せていないところがあります。

それが、火種としていつまでも残ってしまっています。朝鮮半島とは、そんなデリケートな問題がいつも含まれています。文化交流などがいくら進んでも、何かあると、すぐ関係が悪化してしまいます。

日本側だけが悪いわけではありません。たいていどこの国でも、政府と国民は一体であるわけではありません。政府は政府、国民は国民、と言っても国民として一体であるわけではありません。

国民は人それぞれです。一体として、また、その代表が政府として捉えると、腹も立ち我慢ならぬこともありましょうが、分かり合えている国民もたくさんいるのですから、その部分の信頼関係を膨らませていくことが大事かと思います。

政府というのは民意の代表であるべきですが、必ずしもそうではありません。今の日本などはその典型でしょう。権力とは厄介なものですね。一旦組織を握ると、国民の主権が及ばなくなってしまいますね。

大いなる反省材料です。2年に1回ぐらい、国民の信任投票が必要なのではないでしょうか?

本日は以上です、




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