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偏愛・溺愛が国政を席巻! [日本考]

-良心の異常な欠如

-他者に対する冷淡さや共感のなさ

-慢性的に平然と嘘をつく

-行動に対する責任が全く取れない

-罪悪感が全く無い

-過大な自尊心で自己中心的

-口の達者さと表面的な魅力

これは人格が問題となる精神病質です
さあ、誰かに当てはまりませんか?


以上は majyo 氏が「66時間の空白」の中で書かれていることです。

こういう人はそうザラにはいませんが、しかしタマにはいるものです。普通の社会生活で気づくことはあまりありませんが、身近で長く付き合っているとそんな特徴を持っている人を発見することがあります。

この人格上の問題に、遺伝する形質の問題があるのかどうか詳しいことは知りませんが、育てられ方でそうなる可能性は十分あります。

majyo 氏の指摘に直接は書かれていませんが、こういう人たちの特徴に、偏愛・溺愛があります。自分に繋がりのある人、身内、仲間を極端に可愛がる傾向があります。周囲の人と差別して大切に接します。

誰でもそんな面はありますが、それが極端に強いのです。普通の人間は、平等とか公平、博愛とか慈悲という理念あるいは価値観があって、それとのバランスで、抑制しながら愛する人に接します。

ところがこの種の理念ないし価値観をほとんど持ち合わせていない人がいるのです。一に自分が大事であり、次いで自分が愛する人や物がとにかく大事なのです。それ以外の存在は、まったくどうでも良いか、ねたみの対象でしかないのです。その人たちとの公平性が保たれていないという心の痛みはまったく感じないのです。

自分が愛する者を大切にすればそれで良いのです。愛する妻や長年の盟友や自分に好意を寄せている人を大切にすれば良いのです。それ以外の人との接し方の公平性など気にも止まらないのです。

こんな振る舞いを日本の真ん中でしている人がいます。つい思い浮かべてしまいます。

森友問題では、自分の関与は一切なく、妻や妻の秘書もお咎めなし、かばい切りました。一方、森友学園側の籠池夫妻は10ヶ月もの間勾留されました。近畿財務局の職員で自殺された方もいましたが意に介しません。

加計問題でもしかり、自分の関与は一切否定し、直前まで知りもしなかったと。また、学園の側にはなんの咎めも追求もなく、役所内部で無理な辻褄合わせばかりをやってきました。

山口某のレイプ事件も、親交のあるジャーナリストとなれば、逮捕状すら失効させてしまいます。

口では法治国家と言っていますが、法の下の平等はどこにあるのでしょうか。そんなもの、ありはしないのです。口は体裁のいいことを言うだけです。非を認める気などありません。心の痛みは一切ないのです。そういう価値観を持ち合わせていないのですから。

とにかく堂々と、自分と自分の愛する人を大事にするのです。そうでない人と差別することこそが大事であり生き甲斐なのです。不平等、不公平をいくら指摘されてもへこたれないどころか、生き生き元気が出ちゃうのです。

なぜこんな人間が出現してしまうのかというと、こういう、人を溺愛する人間に溺愛されて育つと、高い確率でこうなってしまうのではないかと最近気がつきました。

周囲と差別されて、より安全により健康により美味しくより楽しくより思い通りに生活させてもらって育つと、周りに気遣うという神経が働かないのです。そういう感覚神経が育たないのです。他人の価値は教わっていないのです。人生の目的は自分の思いを遂げることであり、自分の愛する人を贔屓することなのです。

なんとかファーストとかと声高に言っているどこぞの大統領さんもまったく同じです。人類全体のことを考えると、欠陥人間と言わざるを得ません。

こういう人はとにかく自分が大事ですから、処世術には長けています。グループのリーダーに取り入り、すぐナンバーツーになります。やがてリーダーにもなります。こうしたリーダーの特徴は、従順な部下はスピード出世し、耳に痛いことを言う部下は閑職に追いやられます。

いずれにしても、総理大臣や大統領の地位まで上がるようなことは滅多にありません、異例のことです。というのは、公的な官職においては、やはり公共性が大事で、高い地位に至るまでに不適格性が露呈し、出世街道を断念せざるを得なくなるからです。

アベさんの場合は、ジミン党の総裁から内閣総理大臣に、さらにそこに権力を集めて独裁体制さえ執りつつあります。そこまで登ってしまいました。与党政治家と中央官僚にも、同種の人間が多くなっているからでしょう。

本人に公平性とか平等性という価値観がない以上、いくら指摘しても非を認めることはないでしょう。取り巻きもほぼ同種の人間ですから、政治の歪みを認めることはないでしょう。もっと遠くの人が審判を下すしかないのではないでしょうか。

司法がそうした役割を果たすべきであることは間違いありません。真っ先に期待します。
さらに、選挙民がその役割を果たすことが最も根本的なことです。
メディアや文化人が大所高所から知的判断を下すことも大事です。
外国のメディアや政府が異常ぶりを指摘してくれることもなにがしか効果があるでしょう、期待しています。

本日は以上です。長文にお付き合いいただきありがとうございました。

取り敢えずスマホよりアップします。

以下PCより

今朝のTBS時事放談より
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 この豪雨災害は本当に桁違いです。桁違いの救援活動が必要です。

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 茄子の花の色は薄茄子色でした。

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 ハゼランがなかなかよく撮れません。珍しくピントが合うと色がよく出ません。もっとはっきりしたピンク色なんです。下のも、姿はよく撮れたのですが、色がよく出ていません。
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