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9月始まりが良いのでは? [日本考]


政治家というのは、公務員を効率よく使って公共サービスを実施するのが仕事かと思っていましたが、この内閣はとんでもありません。コロナにかこつけるなど尤もそうな理由をつけて予算をとり、ほとんどなんでも民間企業に丸投げしています。

まずは役人が出来るだけ事務作業をするべきなのです。民間に委託するのは、部分的な専門作業に限ります。それを事務作業を含めた全ての仕事を民間企業に丸投げします。

民間企業といっても、所在も怪しいような会社に丸投げします。そんな会社が大きな仕事などできようはずもありませんから、その会社は然るべき大手の会社に手数料を引いて丸投げします。

丸投げも情けないことですが、その仕方も狡い限りです。然るべき会社に丸投げすると非難されかねないので、名も知らぬ会社に仕事を委託したことにしているのです。

どうしちゃったのか、この内閣は、こんな出鱈目な予算行使の仕方をして・・・と思っていましたら、更に更に国民を愚弄した税金の使い方を考えました。使い途を何も定めない「予備費」を10兆円とるそうです。先の見えない新型コロナ対策だから仕方ないだろうというわけです。

真っ当な金の使い方を審議するのが国会の予算審議なのに、そこを「予備費」で通しておいて、フリーハンドで使おうというのです。真っ当な金の使い方などできるはずがないじゃないですか、この内閣に!

内閣そのものを早く変えなきゃダメなのですが、その話で今日も終わるのも空しいので・・・

この際、学校年度を9月開始にしようという案が出されましたねぇ、どうやら立ち消えになったようですが。みなさんは、あれ、どう思われますか?色々な意見があろうかと思いますが、私は賛成派です。

各国それぞれで良いと思いますので欧米に合わせる必要はないと思いますが、合っていれば留学などがし易いので、そういう利点が派生します。

主たる理由は、7月下旬から8月末までの夏休みのあり方です。今は学年の途中なので、勉強が分断しないように、宿題がたくさん出されます。本来は勉強を続けるべきところ、暑いので仕方なし休業しているという体裁です。

それを良しと考える人も多いのでしょうが、私は、これを学年替わりにしてしまったほうが良いのではないかと思っています。勉強は6月ないし7月中旬で一度終えるのです。

勉強から解放されて夏休みを迎えます。宿題も、過年度の復習と自由研究を漠然と支持する程度で、学校から子どもを一度解放します。

こういう期間があったほうが、一定の緊張が途切れず長期間続くより、経験が豊かになり、心がリフレッシュされると思います。こうして新学年を迎えたほうが学習意欲も湧くのではないかと思います。

今、日本は、新年を迎える冬休みに、一年を振り返ったり、新年の抱負を考えたりさせています。また、4月から新学年が始まり新たな環境でリスタートしています。いずれも休業期間が短くて、真の振り返りや新たな目標形成には向いていません。

これは、日本人のスケールを小さくしてしまっているように思います。

そんなふうに考えていますので、この際、何年かかけてずらしていって、9月始まりにしたほうが良いのではないかと思います。いかがでしょうか?みなさまのお考えは?



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