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今の独裁政権に災害列島を任せられるか? [日本考]


メディア関係、発信力のある人に訴えたい

東日本大震災で日本人は安全安心の境地から不安の心境に移りました。
あれから7年半が過ぎましたが、原発事故の後始末が少しも順調に進んでいません。復興はそれなりに行われていますが、その間に、日本の各地で大災害が続発しています。

熊本地震、北九州豪雨、中国地方豪雨、関西直撃の台風21号、北海道地震など、記憶に新しいところだけでも、被災地の復旧・復興などほとんどできていない状況で、次から次へと大災害が発生しています。

被災者はもちろんのこと、未だ災害に遭遇していない人も、日々の生活に少なからず不安を感じているというのが多くの日本人の現状ではないでしょうか。

この不安心理は安らぎを、安心を求めます。せめて人の社会の安定を願います。強いリーダーが、この不安な社会を、自信を持って協力に引っ張って行ってくれることを願う心理が起きても不思議ではありません。

そんな心理が自民党に過半数の議席を与え、与えられた自民党員は、党則を変えてまで、現総裁の三選を遂行しようとしているのではないか、そんな風にも看て取れます。

東日本大震災以来、日本人はパニックに陥り、集団ヒステリーを起こしている。選んだリーダーが適任かどうか冷静に考えるべきです。問題の解決につながる正答を選んでいるのか、ますます混乱に陥る自滅への道・誤答を選んでいるのか、ここは冷静に考えるべきです。

アベ政権は、災害対策に期待の持てる政権でしょうか?財界人を連れて外遊ばかりしています。災害対策よりもドミノ法案成立に熱心でした。イージスアショアやオスプレイなど高額な武器を言われるままに買い付ける政権です。

自然災害と言えど、対策次第で被害の大きさは格段に違います。
21号台風の襲来による高潮と強風で関西国際空港が大打撃を受けましたが、もともと経常的に地盤沈下が起こっており、高波を想定して対策を取ってきたとのこと。ではなんであんなことになったのか?
答えは簡単「想定外の高潮だった」

北海道地震による大きな被害は、山の斜面崩落による集落の倒壊と山間の埋め立て地に起きた地盤の液状化、それから全道の電源喪失、いわゆるブラックアウトです。
いずれも想定が甘かったために、起こるべくして起こっているのです。
政治は大事です。住む人の安心安全よりも業者の金儲けを優先させてきた結果です。

安心安全を求めるなら、強そうに見える独裁者に託してはダメです。地道に安全・安心を優先させる人を選ばなければなりません。

間違っても、災害続きの不安心理で、対極にある人に、国民生活を丸ごと預けるようなことをしてはいけません。集団で自滅してしまいます。

以上、メディア関係、発信力のある人に訴えたいことです。

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