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演技にもコメントにも魅了されます! [人間考]

「春は名のみの風の寒さ〜」どころではなく、昨日は雪が、みぞれが一日中降ってましたね。所によっては数センチ積雪があり、交通事故も起きてしまったようです。お見舞い申し上げます。

さて、羽生選手です。明日を待たずまた今日アップできそうです。

オリンピック三連覇の期待のかかった羽生結弦選手、ショートプログラムの冒頭の4回転が跳べず8位スタートになりましたよね。それでも後のインタビューが良かった!

「もうしょうがないなって感じです。自分の中でミスはなかったなって思っている。・・・なんかちょっと氷に嫌われたなと思っています。・・・他の人の穴に『カコッ!』ってハマった。いったなって思って跳びにいったけど、頭が(体を)防衛してしまった。」

存外けろっとしていて冷静に説明してくれたって感じです。「なんてことになったんだ、これじゃもう巻き返しはできない」などとパニックになってしまったわけではなかったんですよ。

さらに「正直演技が終わるまでは全然気持ちが切れていない。全体的には良い演技。コンディションはかなりいい。不運もあったけど氷との相性はいい。しっかり決め切りたい」流石ですよね、精神力が強い。

昨日のフリーでも、何としても成功させたかった4回転アクセルが着地を決めきれず転倒。冒頭でしたから失意も大きかったと思いますが、その後をしっかり演技、4位まで漕ぎ着けました。

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(このショットは凄いでしょう。ネイサン・チェン選手の最終滑走が終わるまで、一位から三位まで日本の選手が独占してましたからね。)

そのフリーを終えた後のコメントがまたいい。
「全部出し切ったというのが正直な気持ちです。明らかに前の大会よりもいいアクセルを飛んでいましたし、もうちょっとだったなと思う気持ちももちろんあるんですけど、でもあれが僕のすべてかなって」

また「(4A挑戦のために)一生懸命頑張りました。これ以上ないくらい頑張ったと思います」と言い切り、「報われない努力だったかもしれないですけど。確かにショートからうまくいかないこともいっぱいありました。今回、うまくいかなかったことしかないですけど。でも一生懸命頑張りました」と括っています。

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今朝、テレ朝の玉川さんが良いこと言ってましたね。「努力は必ずしも成功を保証するものではないけれど、成長は保証する」みたいな、どなたかの名言を紹介してました。

今日はまた、平野歩夢選手がスノボーのハーフパイプで金メダルを獲りましたね。最後の最後の滑走で、自分の培ってきた力を見事に発揮して逆転勝利を収めました。この方のインタビューも良かったですね。

尋ねられて思いつく答が素晴らしいですよね。努力を重ねている人は、日頃から心の中がよく整理されているのでしょうね。技はもちろん素晴らしいけれど、メンタル面にも感心させられます。

本日は以上です。


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沙羅さんがんばれ、あなたは凄い! [時事問題]



2月も中旬となりました。例年なら三寒四温の季節なのですが、今年は「春は名のみの風の寒さよ〜」ですね。

ベイジンで冬季五輪やってますね。4年に一度の大会で、渾身の演技・競技が繰り広げられています。オリンピックには魔物が棲んでいると言われているそうですが、思わぬことが起こるようです。

私が知っているのは二つだけですが、大きな話題になっています。

一つは国別混合ジャンプ競技の失格問題。競技後の抜き打ち検査でスーツが規定より大きかったとして5名の選手が失格となり、得点が加算されませんでした。

中の一人が高梨沙羅さんで、103mも飛んだのにチームに貢献することができず大ショックとなりました。

沙羅さん、インスタグラムに下記の投稿をしたことが報道されています。

【 今回、私の男女混合団体戦での失格で日本チーム皆んなのメダルのチャンスを奪ってしまったこと、そして、今までチームを応援してくださった皆様、そこに携わり支えて下さった皆様を深く失望させる結果となってしまった事、誠に申し訳ありませんでした。

私の失格のせいで皆んなの人生を変えてしまったことは変わりようのない事実です。

謝ってもメダルは返ってくることはなく
責任が取れるとも思っておりませんが
今後の私の競技に関しては考える必要があります。

それ程大変なことをしてしまった事深く反省しております。

そして、私のせいでメダルを取れなかったにも関わらず、最後の最後まで支え続けてくれた有希さん、幸椰さん、陵侑、そして日本チームのメンバーの皆さま、スタッフの皆さまには感謝してもしてきません。

こんな私を受け入れてくれて本当にありがとうございました。

この度は本当に申し訳ありませんでした。

高梨沙羅

私が言える立場ではない事は重々承知の上で言わせていただけるなら、どうかスキージャンプとゆう素晴らしい競技が混乱ではなく選手やチーム同士が純粋に喜び合える場であってほしいと心から願います。】

団体競技というのはチームメイトにも祖国にも責任を感じますから、失敗すると落ち込みますよね。たいへん酷なことです。ですが、それが一生懸命やった結果であれば、許し合えるものですし、そうあるべきです。

まして今回の事後検査の有り様は、大会関係者の間でも問題になっているようです。

高梨さんには、「私は一生懸命飛んだのよ、個人戦と同じスーツで。何も言われたことなんかないわ、一度も。失格と言われた後の2回目も気力で飛んだのよ、凄かったでしょう!」こんな感じで行って欲しいと心から願います。

とやかく言う奴がいたら、「じゃ、今度はお前が飛んでみろ」って思っていればいいんですよ!

もう一つ知ってる魔物は羽生結弦さんの穴にハマった件。これはまた明日、か明後日。ではでは。


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