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五輪の振り返りとウクライナ問題 [時事問題]

ご無沙汰してしまいました。
まずはベイジン五輪の振り返りから。
綺麗な映像がいくつか演出されましたね、閉会式。

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(以上、20日NHKさんより)

羽生結弦さん「人生って、報われることが全てじゃないんだなって」としみじみと語りました。あれだけ一途に努力を重ねてきた方が仰られるとズシンと心に響きますよね。

「そうなんですよ、報われることの方が少ないんですよ、人生は」って庶民は思いますけどね、「そりゃ努力が足りないからさ」「はい、すみません」で終わっちゃいますね。

ワリエワ選手のドーピング疑惑問題。ロシアの、オリンピック、特に女子フィギュアスケートに対する熱の入れようは半端ではありませんね。国やチーム、コーチ陣が、選手に金メダルを獲らせようとする思いが、選手個人の思いを超えてますよね。

あれでは、ドーピングでもなんでも、検査をくぐり抜けてやりかねませんよね。人が健康を害さない範囲で、個人の責任と努力で技量を身につけ、競い合うのがスポーツの精神ですよね。

そんなこと、わかりきっていると思うのですが、あの国はそれがわからない。人類の祭典を国威発揚の場と考え、アスリートをその道具にしてしまう。(原材料だそうです)

社会制度が違うからといって直ちに敵対視するつもりなど毛頭ありませんが、個人より国家ないしは国の指導者のご意向を大事にするようでは、いかに大国とは言え、世界を指導する資格はありませんよね。

そのロシア、五輪が終わって即動き出しましたね。プーチン大統領、ウクライナ東部の親ロシア派勢力が活動している地域「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の独立を承認し、ロシア軍の駐留を命じました。

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(今朝のテレ朝さんより)

国境が地続きで、他民族が暮らしていると、国境の確定は難しい問題ですよね。地域の歴史と現況がありますから、どういう国境線が正解か一概には言えませんが、少なくとも軍事力による侵攻は許されるものではありません。

今回は、今のところ交戦状態に至ってはいませんが、大軍のプレゼンスが事を動かしているのは事実です。軍事圧力が傀儡政権を誕生させ、徐々に隣国を侵略していく可能性は十分あります。

国や国境のあり方は、住民の自由意志に委ねられるべきで、大国が軍事力で決めるものではありません。ロシアであることが住民の幸福につながるのか、ウクライナであることが住民の幸せにつながるのか、外野が口を挟めることではありませんが、ロシアは社会主義国というより、プーチンさんの独裁国家ですからね。火を見るより明らか?

色々科学技術は進歩してますけどね、世界の秩序って、意外と脆いものですね。原爆を有するような大国が、指導者の目論見で危険な賭けをしていますから、何十万〜何千万、下手をすると何十億人もの人の生活が、実は風前の灯火状態なんですよね。

大国の指導者の責任は大きいものです。やはり独裁は危険ですよ。人々の様々な理性が集約されるような民主主義の制度の下で国政が営まれないと、地球人類の自由と安全は保たれませんよね。

自国を支配して、さらに支配し続けるために、国の権勢を拡張しようとすることは、人類にとって迷惑なだけですよ。支配者がいくら権勢を誇っても、人の絶頂期なんて高が知れてますからね、自分の亡き後も考えた方がいいですよ!

などとこの頃は思っています。



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