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渋沢さんは偉かった! [身の周りのこと]


12月になって何かと忙しくてかつてないほどご無沙汰していました。しばらく書かないと、さて何を話題にして良いやら、話題探しでまた間が空いてしまいます。ペースが狂うということがあるんですね。
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で、先週の月曜日、2年ぶりに学生時代の寮生活の仲間と忘年会(簡単な昼食会)をやりました。話題は「渋沢栄一は偉かったんだね」でした。

私たちが入っていた寮は「埼玉学生誘掖会」というところで、財政難から今は寮は廃止され、奨学金を給付する活動のみですが、数ある渋沢財団の一つなのです。

そこで寮生活を3年やりました。階段の踊り場に渋沢氏の肖像画がかかっていましたが、その偉さに想いを馳せることもなく、わいわいがやがや寮生活をエンジョイしていました。(当時は学生運動華やかなりし頃でしたから、それに気を取られていたということもあったかもしれません)

渋沢栄一って、新一万円札の顔になるほど立派な活躍をされたのですね。時代の荒波に揺さぶられながらも、信念に従い己の意を通した、しかも政治権力に依らず。

「あの人は米農家ではなくて、藍玉を作ってそれを換金して生計を立てる農家に生まれた。だから、生産と販売の両方に精通していたんだ。それから渡仏しているから、当時のフランスの経済社会をつぶさに見て学習したんだね。だから同時代の人とは知識もセンスも違っていた。それを実践した凄い人だよ!」

「なんで今ごろ脚光を浴びるんだろう?
真に尊敬できる人じゃないかい?もっと早くから知らされていたら、我々の人生も違っていたかも知れない!」

「明治維新というと、薩長の志士が主役になっちゃって、幕臣は陰に追いやられてしまうんだよね。確かに寮生活をしていた頃から彼を崇めていたら・・・」

自分たちの勉強不足でもあり、後悔しきり!
さて、この後悔、今後にどう活かしましょうかね?

そんな5人の会合がありました。

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