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身につまされる意見文「タバコは違法とすべき…」 [教育関連]

国語学習が読解中心から表現重視に変わってきていることは以前にも書きました。その一つとして意見文の作成があります。

頭括型、尾括型、双括型があること。タブレットなどで根拠を探し、出典とともにそれを明示すること。予想される反論を挙げ、それに対する再反論も添えること。などを学習し、好きなテーマで、これらの条件を満たす意見文を書くという勉強をしています。

これを受け止めた学童さんは、「学校はなぜ月から金まであるのか」とか「宿題はタメになるのか」とか「朝ご飯をしっかり食べよう」とか「SDGsを実践しよう」など、身近で興味深いテーマを取り挙げて取り組んでいました。

中で身につまされる意見文がありました。それは「喫煙を法律で禁止しよう」という趣旨のものでした。

その概要は、まず、タバコは様々な点で健康を害するものだということ。更にその習慣性・依存性は、コカインや覚醒剤などよりも強く、禁断症状が辛いこと。こうしたことをネットで検索、引用し、喫煙は法律で禁ずるべきだとするものです。

これを題材にした動機をそっと尋ねると、父親が吸っていて、辞めようとしてもなかなか辞められないので、タバコが手に入らないようにして欲しいというものでした。

子どもや家族が、お父さんの、それから副流煙による家族の、健康被害を心配して、お父さんに禁煙してもらいたいのです。お父さんも承知して禁煙に挑みますが、なかなか達成できません。

そんな背景があって書いているのでした。タバコが体に良くないことは周知のことですから、喫煙者は皆さんやめれば良いのです。ですが、中高年で吸い続けている人もいれば、新規参入する若い人もいます。

なかなかタバコと縁が消えません。よほど魅力があるのでしょうが、あっても健康被害の大きさを考えると、ここはきっぱり断つべきです。

国も高い税を課して売り続けている場合ではありませんぜ!
親や自分たちの健康被害を心配する子どもたちの身になって、脱タバコを真剣に考え、次の手を講じないといけませんよ!

身につまされて、こんなことを思った次第です。

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