人間は猫より愚かなのかも・・・ [人間考]
パラリンピックが始まりましたね。ニュースで水泳競技を見ましたが、すごいですね。両腕がなくても、脚がなくても不自由でも、勢いよく泳いじゃうんですね。不自由なところのない私より速く、遠くまで泳いでしまう。努力したのですね、頭が下がります。感動しました。
スガソーリ、また会見やってますね。緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置の適用地域を増やしたことを発表しています。こうした宣言や措置がどれほど効果のあることかは不明のままです。総理の答弁は相変わらずのらりくらりです。
感染者の大半が自宅で凌ぐしかない切羽詰まった現状に対する切迫感が感じられません。ワクチン接種を急ぐことは当然ですが、患者の介護や治療が適切に行えていない事態に対して、政府や自治体のやるべきことは日々数多あるのです。
ソーリのぼおっとした答弁を聞いていると、またまた同じことを言わざるを得なくなりますが、今夜はここでやめておきます。
この間、ちょっとびっくりしたことがありました。こんな本があるんです。
小さいんですよ。左上に写っているのが孫の膝小僧です。
ちゃんと中身もあるんです。ペラペラめくっていて、ハッとしました。
みんなきっと気づいてる。
猫が静かに、
世界を自分のものに
しつつあることを
こんなことも書いてある
あんまり写すと著作権の侵害になりますから慎みます。
人間は地球上で一番賢そうですが、実は、最も愚かなのではないでしょうか?ちょっと心配になりました。
猫は同種の猫を目の敵にするようなことはしません。でも人間は、同種の人間を目の敵にして、平気で殺傷してしまうのです。
マンミャー軍やタリバン兵の残忍な所業が伝えられ、たいへん懸念されています。
8月9日に長崎新聞に掲載された全面広告も思い出します。
紙面を埋める1万4千の点
「核兵器が存在している以上、それが使われるリスクも存在しています」と書かれています。
「核戦争に勝者はない」ことを、核保有国の首脳はみな承知しているのだそうです。それなのに、核兵器を削減することができない。賢そうに見えますが、実は、やはり人間は相当に愚かなのでしょうか?
共存・共栄が図れない愚か者!やがて、猫族様に明け渡すのでしょうか、地球を・・・
コロナも心配ですが、人間の愚かさも心配になりました。
ようやく眼が向いてきた?臨時医療施設設置に [新型コロナ関連]
「次こそは違うことを書くぞ〜」と思いつつ、6記事続けてコロナ禍や豪雨災害への憂いを書いてきました。感染しても、感染者というレッテルを貼られるだけで、家庭に放置されることを思うと、政治・社会の不甲斐なさを指摘せざるを得ないのです。
最近やっと「自宅療養者」のことに為政者の目が向くようになり、酸素ステーションを開設したり、臨時診療施設を用意して、医師や看護師を手配したりしようとする動きが出てきたようです。そろそろ他のことを話題にしてもいいかなぁとちょっと思い始めています。
その前に、まずは今日(24日)の数字、東京の感染者数は4220人だそうです。
昨日までの累計が 314709人
退院等された方が 269660人
お亡くなりになった方が 2384人
差し引き42665人の方が目下療養中です。
その内訳です。
入院が 2034人
宿泊療養が 1996人
自宅療養が 25156人
調整中の方が 11479人だそうです。
(東京都 新型コロナウィルス感染症対策サイトより)
感染が判明しても、入院または宿泊施設に入れる人は1割です。これが実態なんですね。9割は「家で寝てろ!」
さっきテレビで西村経済再生担当大臣が(何でこの大臣が新型コロナ問題を兼務しているのか未だによくわかりませんが)「医療を守ること、医療への信頼を維持することに全力をあげて取り組みます」みたいなことを言ってました。
何を今頃言ってんだ?とうに医療は崩壊してしまったではないかい!が正直なところですが、ようやくそこに気が付いたようです。総理も都知事も気が付くのが遅すぎますよね。
遅かりし内蔵助ではありますが、やっと、自宅放置ではコロナ禍は収束できないことに気が付いたようです。
思えば、医療が逼迫しないように、自宅に留め置いてきたわけですが、その結果、保健所がパンクしました。自宅で医療や介護を受けられぬままお亡くなりになる人も続出しています。これで医療を守っても意味がないことに、ようやく政治が気が付いたようです。
まずは早急に、酸素供給ステーションや臨時医療施設の設置、稼働、拡充を実現してください!