76回目の長崎原爆の日 [たまには photo news]
今日は8月9日。長崎の76回目の原爆の日です。台風10号の影響で霧が出たり雨が降ったりしていましたが、10時頃から少し落ち着いてきました。
それでも、降られるのも嫌だし、暑いのも嫌なので、車で出ました。市役所に駐める予定でいたところ、今日は昨日の山の日の振替休日だそうで、駐車場も閉鎖。仕方なしの路上駐車。前の車も後ろの車も目的は同じで「みんなで駐めれば怖くない?」いや「一網打尽?」
約30名が集合。久しぶりに「さきたま新聞」発行人のにじさんにお会いしました。
10:56市役所の職員さんも見えて、鐘を鳴らす準備が整いました。
11:02 鐘の音とともに黙祷。(左端でシャッターを切っている方がにじさん)
私もこのシャッターを切った後、すぐに黙祷。黙祷が終わると主催者代表のTさんがお話。「私は原稿を読み飛ばすことなくしっかり読みます。平和憲法を護って、原爆の悲惨さを次の世代の人にしっかり伝えて・・・」駐車違反が気になって車に戻ってしまいました。
車に戻ると車のワンセグが長崎市長の平和宣言を報じていました。電波の受信性能があまり良くないので音も切れ切れです。でも
「広島が『最初の被爆地』という事実によって永遠に歴史に記されるとすれば、長崎が『最後の被爆地』として歴史に刻まれ続けるかどうかは、私たちがつくっていく未来によって決まるのです」と熱く呼びかけているのは聞き取れました。
「長崎を最後の被爆地としなければいけない」そうなんですよ。その思いを皆で共有しましょう!
家に戻ると、市長さんの後は、被爆者代表の岡信子さん(92歳)が「平和への誓い」として、この世のものとは思えない被爆時の悲惨な体験を語っていました。
地元の小学校5、6年生が澄んだ声で合唱を聴かせてくれました。
(NHKさまの画面より拝借しました)
閉会式もメタボ [日本考]
膨張オリンピックもとうとう終わりましたね。各競技の熱戦のレベルは高くて感動的ですが、あれもこれもTOKYO 2020に集中し過ぎで、とても消化しきれません。
その閉会式もメタボでしたね。もちろん全部見た訳ではありません。所々ですが長々とやってましたね。2021年の夏には東京五輪があり、閉会式もあったんだということを、後日思い出せるように、スマホに何枚か写真を収めておきました。
閉会式なんて(開会式も)別になくてもいいんですよね。最後の競技が終われば終わりで誰でもわかりますから。やるからには主催者から八方への感謝の言葉、次回大会への引き継ぎなど必要最小限のことをテキパキとやればいいと思うのです。
あっさり短く、スパッと終わらせればいいのに、だらだらやってましたね。会場に参加したアスリートやボランティアの方は大変でしたね、飽きたでしょうね。疲れたでしょうね。同情します。
ボランティアはタダでも出演者にはギャラが払われるのでしょうから、これも無駄遣いですよね。
中でも私が違和感を持ったのは、亡くなった方への追悼の舞です。死者の世界を表す舞が気持ち悪すぎます。不気味イコールあの世という図式は変な固定観念です。
不慮の死を遂げて恨んでいる魂もあれば、生を全うして納得している魂もありましょう。後輩たちの努力の末の妙技を観て、感心している先人の歓びを現してもいいのです。
どっちにしても、追悼の舞は意味不明、宗教的なことで、オリンピックの閉会式には無用のことです。まあ、余分なことの多い閉会式でした。
それより、感染拡大が止まりませんね。社会に漂うウィルスの量が、日増しに増えているのですよね。それだけ感染のリスクが高まっています。現役世代にワクチンが行き渡るまでが正念場ですね。
予防に努めましょうね!