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総理秘書官の義理人情 [時事問題]

 一昨日ヤナセ元総理秘書官の参考人招致がありました。
 簡単に言えばお粗末極まりなかったですね。報道ステーションのコメンテーター氏は「語るに落ちるってヤツですね」と言ってました。まったく同感です。

 ただそれにしてはヤケに落ち着き払って言葉遣いも丁寧で、自信に満ちているという感じでした。そこが気を引きました。
 態度が堂々としていたので、上司を守る役人の鑑を世に示したつもりなのかなあと思ってしまいました。また見ている人がそう感じて感心してしまう恐れもあるなあと思った次第です。

 でもそれは、大いなる勘違いですよね。
 あんな答弁は、折角ですけど、やはり恥でしかありませんよ。
 なぜかと言えば、幾ら何でも嘘がバレバレですからね。
 加計の代表者と会ったことはあるが、その時に随行者として愛媛や今治の関係者がいたという認識がなかった!?
 総理秘書官ともあろう人が官邸で人と接見するのに、相手が誰だか知らなかった!
 いくらついてしまった嘘の言い訳にしても、こんな言い訳が通用するはずがないではありませんか。

 加計の問題は総理に一切報告をしていなかったというのも、秘書官が総理の分身としてしている仕事を報告しないはずがないではありませんか。
 明らかに「知らなかった」という総理発言を意識した口裏合わせです。

 誰が聞いても信じられないことを平気で堂々と言えるのは、当人は内心、それなりに正当化しているからなのでしょう。それは「秘書官としての務めを果たす」ということ、しかもその手本を示すという誇りさえあるのかもしれません。
 義理人情、浪花節の世界を思わせます。

 義理人情、浪花節の世界がまったく悪いということではありません、心打つことも時にはあります。ですがそれは、弱者が強者に対するとき、あるいは正義が理不尽に対するときです。
 時の総理を庇うのに見え見えの嘘をつきまくるということに褒められる要素は何一つありません。権力と一体となった悪あがき・見苦しさしかありません。孫子のためにも(もしいるなら。いないならご先祖様のためにも)一日も早くそのことに気づいて、これまでの詭弁を潔く認め、それこそ堂々と謝罪すべきです。

 偉そうなことを言ってしまいましたが、一介の庶民の目にもそう見えているということを明かしておきたかったのです。

 世界が大きく動こうとしているときに、日本の国会はいつまでこんな体たらくなのでしょうか?言っておきますが、これにこだわる野党が悪いのではありませんよ、明らかな不正が正せない政権と与党が悪いのです。見過ごすことはできないのです。こんな政権が、憲法改正をやろうとしているのですから、先には進めません。

 美しくない話を書いてしまいましたので、今朝、旬の薔薇を撮影してきました。
 薔薇って次から次へと咲くので見ごろは長いのですが、一つひとつの花の見ごろとなると「花の命は短くて・・・」なんですよね。

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 どんな薔薇園かとお思いでしょう?実は道路端
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 もっと引くと・・・
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 以上です。ご訪問に感謝します。あと「埼玉県信連」さんにも m(_ _)m

 そうそう追伸となりましたが、gonntan さんの次の記事
 http://lotus2245.blog.so-net.ne.jp/2018-05-08
 お時間ありましたら是非ご覧ください。日本の政治の無責任さと閣議決定の恐さが書かれています。



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