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総務省接待問題 & ミャンマー国民の抗議デモ [時事問題]


昨夜のニュースよりふたつ。まずは総務省接待問題。

朝日新聞DIGITALによりますと
【  総務省は衆院予算委員会理事会で、山田真貴子・内閣広報官が総務審議官だった2019年11月6日夜に「東北新社」から接待を受けた際、「飲食単価」が7万4203円だったことも報告した。タクシー券や土産物はなかったという。

 7万4203円の飲食単価について、同委野党理事の辻元清美氏(立憲)は理事会後、記者団に「全員ではないですよ、1人の単価です。どんな所に行っているのか。びっくりした」と語った。

 接待を受けていたのは、総務省職員12人と合わせ、計13人になる。】

記事の一部ですけど、接待の額といい、接待を受けた官僚の数といい、その回数といい、開いた口が塞がりませんね。利害関係者との飲み会が日常化していたのですね。

ああ、そこまで行っていたか、の思いです。〈法律に従うのが仕事〉の役人が、法律を忘れ、権力者との関係をひたすら重んじるようになっていたのです。

法律よりも時の権力者の意向が大事。時の総理の発言をかばうために嘘をつきまくって現場担当者を死に追いやった佐川(当時の)財務局長を思い出しました。

根っ子は同じ、アベ政治ですね。すっかり腐ってしまいましたね。「官僚主導から政治主導へ」と思ったらそれは掛け声だけで、実は権力者主導に、権力者の顔色を伺う行政に変わってしまったのですね。

ここ10年で日本の政治はすっかり悪くなりました。トップが、頭が、国の中枢がダメだと、社会は簡単に崩れますね。

官僚さん、悪乗りしてはいけませんよ。悪しき10年(もっと前から?)を反省し、法と平等を重んじる、あるべき姿勢に戻るべきです。


もう一つの話題はミャンマーの反政府運動ですね。軍事政権に反対する市民が民主主義を求めて、連日抗議活動を行っています。

外国の民主化運動には好意的なNHKさんの報道によると
【 ミャンマーでは、クーデターを実行した軍への抗議が呼びかけられ、抗議の動きは、全国で幅広い業種に広がり、一斉ストライキの様相を呈しています。地元メディアは、抗議活動の参加者は100万人に達したと伝えており、今月1日のクーデター後の抗議として、最大の規模となっています。】

そして、さらに詳しく
【 ミャンマーでは、クーデターを起こした軍に抗議するため22日、全国で職場を放棄するようSNS上で呼びかけが広がりました。

最大都市ヤンゴンでは、多くの医療機関の医師や看護師が職場を離れたうえ、大型の商業施設や飲食店、運送会社なども休業する事態となっています。

抗議活動には、若者からお年寄りまで幅広い世代の市民が参加し、幹線道路を行進したり、主要な交差点を占拠したりして、軍に対する抗議の意思を示すとともに、声をあげて、アウン・サン・スー・チー氏の解放を求めました。

地元メディアは、抗議の動きは、ヤンゴンや第2の都市マンダレーなど少なくとも全国8つの都市で、幅広い業種に広がっていると伝え、一斉ストライキの様相を呈しています。

また参加者は、100万人に達したということで、今月1日のクーデター後の抗議として、最大の規模となっています。(以下省略)】と伝えています。

大勢が、命懸けで、良くないものを拒否しようと立ち上がる。素晴らしいですね。頑張れ、ミャンマーの人たち!

我々も良くないものはちゃんと拒否しないといけませんね。そうしないとズルズルと変な方向に行ってしまう。



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