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将来世代のために・・・ [日本考]



スウェーデンの環境保護活動家のグレタ・トゥーンベリさんが国連で熱のこもった演説をしましたね。

「なにもかも間違っている。私はこの壇上にいるべきではない。私は海の反対側で学校にいるべきだ。それなのに、あなた方は私たち若者に頼って希望を求めにくる。よくもそんなことを」と。
「あなた方は、私の夢や私の子供時代を、空っぽな言葉で奪った」とも。

さらに、「私たちはあなた方を見ている」と、早急に対策を講じるよう各国首脳に求めました。

迫力ありましたねぇ。考えてみれば、誰もが怒って同じ行動をとってもよかったはずですが、大人は大人の常識が働いて、政治家の決断や行動を見守ることしかできませんでした。

思えば、数年後、十数年後に世の中に出て、働いたり家庭を持ったりする次世代の人たちにとっては、地球がどうなりつつあるのか、これからの世界がどこに向かって進もうとしているのかということについては、大いに関心のあるところです。

最近、子どもたちの間で「ビリーブ」という歌が歌われていることを知りました。

Believe(作詞・作曲:杉本竜一 編曲:弓削田健介)

こんな歌詞です。(1番)

たとえば君が 傷ついて
くじけそうに なった時は
かならず僕が そばにいて
ささえてあげるよ その肩を

世界中の 希望のせて
この地球は まわってる

いま未来の 扉を開けるとき
悲しみや 苦しみが
いつの日か 喜びに変わるだろう
I believe in future 信じてる

(2番にはこんな歌詞もあります)

世界中の やさしさで
この地球をつつみたい
いま未来の扉を開けるとき
I believe in future 信じてる

これから世の中に出て行く人の思いはこうなんですよね、たいていは。

こういう思いに応えているのでしょうかね、いま世界は?

そういう目で見てみると、世界も日本もひどいものですね。アメリカのトランプ大統領なんか、アメリカファーストと叫んで自国人が有利な政策ばかり進め、願うは自分の再選ばかり。地球や世界の未来のことなんてこれっぽっちも考えていません。

日本のアベ総理なんかもひどいものです。この方、ある意味トランプ以上にひどいですよ。日本の総理のくせに世界はおろか、日本の国すら大事にしていない。

庶民から税金を巻き上げ、アメリカから武器ばかり買っている。イージス アショアなんて、置くだけ危険、どこの住民も嫌がっていますよ。

身内びいきは超有名。モリ・カケ問題ばかりでなく、桜を見る会では選挙区の人を無制限に招待していた。そればかりではなく、オーナー商法で経営破綻、多数の被害者を出したジャパンライフの山口会長も招待していた。

しかも詳しい事実は記録を廃棄して検証できなくしてしまった。

この人たちも、世界や日本のことはまったくどうでもいいのです。宗主国のアメリカとスポンサーの財界の指示を失わないで、権力の座に在り続けることだけを考えているのです。

財界向けには「アベノミクス」をキャッチフレーズに成果を強調していますが、実は大変な低迷が続いているのですね。gonntan 様のブログ
https://myoeiji.blog.ss-blog.jp/2019-12-17-1
「目に見える深刻な貧困化」で知ったのですが、

【 世界の主要国の中で、日本だけが実質賃金が低下!加谷珪一氏「日本は確実に貧しくなっている」】のですね。
https://www.togetter.com/li/1443569

経済政策すらこうなのです。若い人たちが期待に胸を膨らませている明日の日本に、希望が持てますか?

いま生きている人の間でつまらない競争をして、選挙で票を獲得することばかり考えていて良いのですか?アメリカにゴマをすって承認されていればいいのですか?自動車産業さえ盛況ならいいのですか?

温暖化はどうするのですか?人口減少はどうするのですか?豊かさの偏りはどうするのですか?国中が貧困化している時に防衛予算だけ増やし続けてどうするのですか?これらの問題に憲法が何か障害になっていますか?いま改憲を議論する必要がありますか?

なんだかとんでもなくズレた政治をしていると思いませんか?

もっと丁寧に考察する必要がありますが、取り敢えずこれにてアップします。ご無沙汰が続いているので・・・

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