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「衆院選なんであんな結果になったのか」のまたまた続き [日本考]

今夜の話題は、大谷翔平選手の記者会見と藤井聡太棋士の四冠・竜王奪取ですよね。桁外れの才能を持った人が違う世界に期せずして登場しましたね。こういう人のことを話題にしていると、なんとなく楽しくなりますよね。自分とはなんの関わりもないのに。

今日のもう一つの話題は、K.K.さんが元宮様と連れ立ってニューヨークに旅立たれたことですね。出立に先立って、御母君の元婚約者と直接会って解決金を渡すことで合意したことも視聴者の関心を集めているようです。

どういう人たちの間のどういうお付き合いだったのか全く知りませんので、外野がとやかくいう問題ではありませんが、「その節はお世話になりました。ありがとうございました」という爽やかな和解ではなかったようですね。ですから、こちらは奥歯に何か物が挟まったままの船出だったようですね。

さて、そんな話題多き夜ですが、「衆院選なんであんな結果になったのか」の続きを書かねばなりません。というのは「投票率の低さ」に未だ触れていないからです。

これに触れないわけにはいきません。最終投票率は55.93%で、前回・平成29年の選挙より2ポイント余り上回ったものの、戦後3番目に低い投票率だったとのこと。

投票率が低くなる理由が、妨害があったとか、天候が悪かったとかではないので、要は折角の参政権を44%の人が放棄しているということです。民主主義の良さがわかっていないと、まずは言えるでしょう。

だから、理不尽な独裁政治に対しても、ロクに腹も立たないのでしょう。
(すみません。眠気に襲われていますので、続きは後日書くとして、本日はこれにて、取り敢えずアップしておきます。)

(翌朝です)
投票率が低かったからあんな結果になったというふうに、低投票率を結果の言い訳にするつもりは毛頭ありません。投票率が低いこと自体が問題です。

確かに「オレの(私の)1票で結果が変わるわけではないからな」という思いは誰しも持ちます。ですが、それが集まって国政を担う人が、党が決まるのです。投票に行かないのは無責任です。同調気質で「みんなと同じ、みんなに任せておけばよい」は民主主義の下の人の態度ではないのです。

民主主義は民一人一人が政治を担うのです。確たる考えを持つ人が集まらないとよい政治はできないのです。

日本人は日頃から政治に無頓着な人が多過ぎます。政治は誰かの立身出世物語ではありません。皆の願いの集まりです。良いことを願えば政治が良くなり、何も願わなければ、国を動かしてやろうという野心家の思いのままの政治になります。

日常生活で、なぜ政治が話題にならないのか、これではダメなのです。民主主義を支える国民を育てる学校が、もっと政治に関心を持たせるように導かないといけませんね。

政治に触れないようにしているので、これがそのまま、国民の政治への関与の仕方になってしまっているのではないでしょうか。

教育の大事な要素の一つに、「主権者を育てる」という役割があることを、教育界が自覚する必要があります。中立で良いのですが、民主主義を逸脱している部分については、ちゃんと指摘し、関心を喚起しなければなりません。大事なことは誰もが政治に参加する姿勢です。

選挙権を18歳以上に拡大しても、投票率が低いのは、正に教育の問題です。

選挙制度にも問題がありますよ。立憲民主党と国民民主党が共に略称を「民主党」にして、混乱や不信感を招いたという出来事がありました。

それは招きますよね、当然です。両党とも「民主党」という投票があることを予見して、それを無効票にしたくなかったから、やむを得ずそうしたのでしょう。

ですが、そもそもなぜ略称を政党名とは別に定めなければならないのか?それは政党名をフルネームで書くのを面倒臭がる人のためでしょう。でしたら、初めから投票用紙に党名を印刷しておいて、一つ丸を付けさせれば良いのです。

投票所を増やすなど、もっと投票し易くすることも必要です。どなたかのご意見に「70%に達しない選挙は無効。やり直し」という案がありましたが、そのくらい投票行動は大事にすべきです。

民主主義、民主主義というなら、そのくらいの考えを持つべきです、政治家も国民も!

以上です。ご高覧に感謝します。




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