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作文にも追われました & 日本シリーズ [身の周りのこと]


11月は多忙でした。
終身医療保険をどうしようかという話と、21年乗った車の車検を諦めた話と、もう一つ、作文の締め切りがありました。それも20日でした。

今年『熊谷エッセイクラブ』なるものができたのです。盟友、編集ラミの鰹さんに誘われたので二つ返事で参加してしまいました。

春に創刊号の締め切りがあり、今回は二度目です。1800字なので、そんなに簡単には書けません。こんなことを書こうかというアイディアはあったのですが、取り組む時間と頭の余裕がありませんでした。

でも、なんとか書いて、いや打って、鰹さんに送りました。何を書いたかと言いますと、そっくり載せちゃえばいいのですが、そうすると未発表ではなくなってしまうので、前回の原稿を代わりに載せます。長くてすみません。斜めにご覧いただければ幸いです。(適当に行間を開けます、少しでも読み易くなるように)

【 『天災と人災』

三月になると思い出します、東日本大震災。人生最大のショッキングな出来事でした。

あのような大地震が日本の近海で起きて、沿岸の町々を、人も車も家々も学校も呑み込む大津波が起ころうとは思ってもいませんでした。日本は、チリ沖地震による大津波を経験し、それを踏まえて津波に備えた国づくりをしてきたものと思っていました。しかし、あの津波はその想定を遥かに超えるものだったようです。

その地震と津波は沿岸の原子力発電所をも襲い、日本の原発ではあり得ないとされていた炉心溶融=メルトダウンが発生、建屋も吹き飛ばされ、放射能が辺りに撒き散らされました。

あれから九年、今はまったく別種の災害に人類は見舞われています。

昨年末に中国の武漢で、コロナウィルスの新型が人から人への感染を始めました。それが急速に広まり、欧米などの各国で都市閉鎖=ロックダウンが起きています。日本も緊急事態宣言が発せられ、様々な活動が自粛を余儀なくされています。外出を減らし、人との接触をできるだけ減らすことが求められています。

人は人の間で生きていますから、人同士の接触が制約を受けると様々な弊害が起こります。スポーツや芸能などのイベントができません。居酒屋などで昼間のストレスを解消することができません。通勤も控えるので生産活動もままなりません。青少年の学校教育もできません。頼みの医療活動すら制約を受けてしまいます。・・・。

この災難は、人口のどれほどの割合を蝕み、いつ終息するのか、先が見えません。自分が生き延びられるのかどうかさえ、実は見えていません。

人類は天変地異がもたらす物理的災害だけではなく、微小なウィルスや細菌がもたらす生体的な災害にも晒されているのです。これは、この世に生きる人類の宿命でしょうから天災と言えましょう。

これに対し、人の活動が元になって起きる戦争やテロ行為、様々な事故などがもたらす災害は人災です。こちらは、何がいけなかったのか、原因が究明され、再び起きないように、反省されなければなりません。

天災は反省しようがありませんが、しかし、起きることが想定できる以上、それへの備えは人や社会の活動の範疇になります。また起きた災害を小さく食い止めるのか、大きくしてしまうのかも、人や社会の対応のいかんにかかっています。

天災の周囲には人事にまつわることが必ずあります。どこまでが天災で、どこからが人災として反省されなければならないのか、そういう捉え方が必要になります。

3.11の震災も様々な反省点がありましょう。中でも被害を倍化してしまった原発事故については、猛省しなければならないと思います。引き金こそ地震と津波ですが、お膳立てはほぼ人事です。

まずは、自然災害の多いことがわかっていて国土も狭いこの国に、原発が向いているのかどうか、これを可として推進していた国の判断に問題はないのか?

第二に、住民の不安を拭うために「何重にも安全対策を講じているから日本の原発は安全だ」と説明し、当事者もそう思い込んでしまっていた、いわゆる安全神話醸成の問題。

第三に、これは具体的なことですが、震災から遡ること五年、2006年3月に、吉井英勝衆議院議員が国会で、津波が襲来した時の非常用電源装置の安全性について質問をしているのです。時の総理は今と同様安倍晋三さん。

「海外とは原発の構造が違う。日本の原発で同様の事態が発生するとは考えられない」などと質問を一蹴しているのです。この時、真剣に起こりうる事態を想定して備えていれば、あの悪夢の原発事故は起きなかったかもしれないのです。

さて、この度のコロナ騒動、日本の対応はどうだったのか、人災と言える部分があるのかないのか・・・?

まず水際対策としては、一月末から二月初めの旧正月の対策が甘くなかったか?オリンピックの動向を気にするあまり、感染対策が後手に回らなかったか?経済対策に目が向き、コロナ禍の生活救済策が疎かになっていないか?政府が進めてきた病床削減計画はこのままで良いのか?アベノマスクの費用対効果は評価できるか?何よりも、PCR検査体制拡充の遅れは?など、人災の面が多々あるように思えます。

東日本大震災は政権交代時に起きました。今回は、安倍長期政権下で起きています。政権与党の実力が如実に現れます。これをしっかり見極めようではありませんか。】

これ、多分2千字くらいあります。今回も字余りになってしまいました。今回のは次回に載せますね。

ところで今回は、この他に展示用の400字もありました。それもなんとかまとめて送ることができました。

さて、話変わって野球の日本シリーズ。去年がホークスの4連勝だったので、今年はジャイアンツが幾つか勝って盛り上がることを期待していたのですが、昨年とまったく同じ4連敗で、あっさり終ってしまいましたたね。

「何をやってんだ、不甲斐ないこっちゃ」という結果ですが、精神力・根性の問題というより、実力差を感じさせましたね。ホークスの投手陣の投げる球の方が5キロくらい速かったですね。スピード負けしてましたね、ジャイアンツのバッターは。

一方ホークスのバッターは打ちごろって感じで自信を持って強振してましたね。

野球はピッチャーの球が速い方が大体強いんですよね。投手力が上なだけでなく、バッティングも、速い球を見慣れているから上なんですよね。

今年はコロナの影響でセパの交流戦がなかったので忘れていましたが、パのほうがかなり強い。少し水を開けられちゃいましたね、セリーグは。奮起を期待しますね!

本日は以上です、



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