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ジェンダーフリーを考える [人間考]

新年早々の話題に相応しいかどうか、いささか疑問ですが・・・

最近、テレビの番組も登場人物も実に明るさ・楽しさを意識して、上手に笑わせてくれてますよね。でも一方で、コマーシャルが「小さなお葬式」とか、高齢者向けの生命保険とかが多くて、高齢化社会の現実を映し出してもいます。

人生100年時代とか、健康寿命が延びているとかいう現象は、決して暗いことではなく、明るい話題だと思うのですが、いかんせん、未婚率が増え、出生率が低下して、少子化が進んでいます。これが問題で日本の将来を暗くしています。

なぜこのような傾向が歯止めが掛からず続いていくのか?保育施設の不足や養育費や教育費の高さなどが指摘されていますが、もっと根本的な問題があるのではないか、それも検討した方が良いのではないかと、年頭に当たり思いました。

結婚とか子作りとかは、かなりの部分が人間の、というか動物の本能に由来していると言えるのではないでしょうか。「男は男として女は女として育てる必要があるのではないか」なんてちょっと現代の流れに反したことを考えてしまいます。

かつてはそれが当たり前だったと思うのですが、最近は「差別は良くない」ということから、男女の区別がたいへん慎重(というか、控えめというか)になっています。学校での呼び方も、どちらも「〜さん」が一般的です。体育着への着替えなども別のクラスに分かれ、男子も恥ずかしそうにやっています。別にパンツを脱ぐわけでもないのに。

「男らしくしなさい」とか「女らしくしなさい」とかもタブーになっているようです。そういう気遣いが必要な子どももいますから、強く強制する必要は全くないのですが、ベースはやはり男女は違うのではないでしょうか。

男らしさとは何か、女らしさとは何か、社会的あるいは家事の分担までらしさで分けることは間違っていると思いますが、本能に導かれる部分は同質ではありません。両性の違いを否定ないし無視するのではなく、認め、尊重して、良き男女を育てる視点も持って指導するようにすべきではないでしょうか。

男女はどこが違っていて、何が無用な差別にあたるのか、その辺の議論を深めることも大事なのではないかと思います。同性愛を否定するものではありませんが、異性愛に翳りが出るようなジェンダーフリー指向は誤りではないでしょうか。社会の衰退につながります。

野生と理性をうまく共存させることが大事なのではないでしょうか。

以上、お正月のお暇な頭が考えました。

拙いブログですが、本年もどうぞよろしくお願い致します!



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