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油断ならない為政者 [日本考]

いやー、暑い日が続いていますねぇ。
温熱地獄ですねこれは。

地球人類が一致結束してこの環境変化に対処しなければいけない時に、始めた戦争をパタッと止められず、まだ侵攻を繰り返している国があるんですね。

国々はまだ覇権を争って、世界を牛耳ろうとあれこれ画策している。地球が大変な状況に陥っているというのに。

さて、前の記事で「どうも、人の社会は「他人を差別して束縛するのが好きな人」が積極的に活動して、政治や行政を担うことが多いように思います」と書きました。

こう思わせたきっかけは簡単です。今の政府の経済対策です。ガソリンが異常に高騰して日本経済に悪影響を与えていることは明らかで、なんとか手を打たなければならない状況です。

対策としては、ガソリンにかかっている「揮発油税」と「地方揮発油税」の特別税率分25.1円を廃止すればよいのです。いわゆるトリガー条項の発動です。政府はこれをせず、石油元売り大手に多額の給付金を出して価格の安定を図ろうとしています。

税金は税金として徴収しておいて、それを政府の権限で使うことによって国民の納得を得ようとしています。

また、資源高と円安で物価が高騰し、なんとか対策を講じる必要があります。消費税を一時的に引き下げれば、消費者の負担が軽減されることは明らかです。でも政府はこれをやりません。

代わりに給付金の支給を検討しています。獲る金は取って、それをどう使うか、そのさじ加減に頭を働かせているのです。というか、その権限を握って、それを楽しんでいるのです。

人々を代表して、人々のためになることを実現しようとしているのではなく、人々の生活を左右する権限を握って、その行使を生き甲斐にしているのです。政治・行政は、そのような人によって動かされているのです。

専制独裁主義の国に比べれば、その権限ははるかに小さく制限されていますが、それを大きくして、もっと国民を先制支配したいのです。そういう欲求を持っているのです、彼らは。

気候変動も油断なりませんが、こういう欲求を持つ人たちも油断なりませんな!

取り敢えず本日は以上です。


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