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数日前の国会質疑と本日のスタンディング [時事問題]

 昨日も少し自分の時間があったのですが、なかなか見られない国会の様子を確認しておこうと思って、ネット動画を観ました。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?
ex=VL&u_day=20180226
 観ていると時間がかかかって、ブログに向かう時間がなくなってしまいました。

 まずは、SUN FIRST さんががっかりしていた本多平直議員の質疑。2月26日です。

 これは、森友問題で総理が「私か家内、または私の事務所が関わっていたということなら、私は総理も国会議員も辞めますよ」という趣旨の発言をしたことについての質問でした。
 質問の趣旨は、【総理夫人の公設秘書の谷さんが関係部署に申し入れをしたにもかかわらず、「何ら成果がなかったから関係していなかった」という説明はおかしいではないか、成果があろうとなかろうと、働きかけをした時点で関与があったことになるのは当然のことではないか】というものでした。
 これに対し、例によってのらりくらりと逃げ回る答弁を総理はやっていました。それを追い詰める質問を理路整然とやれればよかったのですが、そうはいかず、逆にたしなめられるような場面もあり、その辺が、野党側にとっては物足りないところでした。

 本多氏は、総理の「辞める発言」の当時は議員職にあらず、一国民として報道で知る立場でしたから、われわれと同じ感覚でこの成り行きを見守っていたのでしょう。これほど関与していたことが明白なのに、総理も夫人も事務所も関わっていなかったという理屈が通ってしまう理不尽さが我慢ならなかったものと思われます。
 初めから早口でまくしたてる感じで、その怒りの気持ちが前面に出過ぎていたようです。しかし庶民の気持ちを代弁してくれた点は評価したいと思います。
 技能賞はやれないけれど、敢闘賞はやってもいいのではないかと思います。

 もう一つ、同じ26日の玉木議員の質疑。裁量労働制の問題について。
【現状がどうなっているのかということについて、3週間前に質問した。その後、調査方法や定義が不明確であることを調査局長が認識したにもかかわらず、それまでと同じ答弁を大臣がやっていた。それはなぜなのか?誤魔化せるところまで誤魔化そうとしたのではないのか?結果として国会や国民をだまそうとしたのではないか?・・・】
 官僚や大臣の不明確な答弁に対して、厳しい口調で追及していました。この人希望の党ですが、希望の党も、小池色が薄れたら、ちゃんと野党として機能しているではありませんか、そう思いました。我が選挙区から当選した森田議員は希望の党ですから、この党の立ち位置は気になります。

 さて、裁量労働制の適用範囲の拡大については、玉木議員や長妻議員などの指摘もあり、政府は法案から削除することを決めました。オッ、この政権はたまにはブレーキを踏むこともできるのかとちょっとホッとしたのですが、何のことはない、「高度プロフェッショナル制度(過労死促進法の異名あり)は何が何でも導入する方針のようです。財界への免罪符にするつもりなのでしょう。

 森友問題でも、決裁文書の書き換え問題が新たに起こっています。この政権は、政府自らが法制度を破ってまで官邸主導の政策を実現しようとしているので、大きな問題が次々と発覚します。目が離せません。
 官僚さん、ジミン党の議員さん、連立与党のコウメイ党さん、報道に携わる方々、どうか付和雷同に陥ることなく、金子兜太さんのように、自分の信念を体を張って通されますよう願う次第です。


 さて今日は3月3日、雛祭りで、寿司飯や桜餅を食べたりしました。それからもう一つ、3日ですからね、スタンディングがありました。

IMGP1838.jpg

 途中から加わった人もいて、私を入れて総勢6名でした。私のプラカは
IMGP1841.jpg

 ケースが光ってしまいました。
 日刊ゲンダイ・デジタルさんからの無断借用です。日刊ゲンダイさん<(_ _)>

 本日はこれまでとします。

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