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久々の45号とティーボールの話 [教育関連]


大谷選手、久々の45号!
カキーンと快音が響きましたね。あの人のは音からして違いますよね。本場アメリカでの大活躍で、野球人気が盛り返しつつありますね。

で、思い起こすことがあります。学校での体験ですので、撮って出しは控えて、お蔵にしまっていたことですが・・・

6年生の体育の授業で、ティーボールというのがありました。ティーはteaではなく、ゴルフのtee up のteeです。ボールはベースボールのボール。

野球やソフトボールはピッチャーが投げたボールをバッターが打ち返すことで競技が進みますが、ピッチャーが投げる部分を省略し、ティーに載せたボールを打者が打つことから競技が始まります。

これだと空振りは激減し、ほとんど誰もが打って走ることができます。公式野球の大衆化として軟式野球が考案され、さらに広く取り組めるように、ボールを大きく柔らかくし、投球を下手投げに限定したのがソフトボールだと認識しています。

最近はさらに簡易化したティーボールが考案され、小学校の体育で実技指導されているようです。3、4年生がやっているのは何度か横目で見て知っていましたが、ソフトボールに移行する前段階の練習かと思っていました。

ところが、6年生になっても、ソフトボールはやらないんですね。野球型スポーツとしては、中学の体育でもティーボールが行われているようです。

これを見て、正直がっかりしました。まず、みんなが下手なのです。打つのも、飛んできたり転がってきたりするボールを捕るのも、それを投げるのも・・・下手なのです。

何人か飛び抜けてうまい子もいますが、大半は、腰は高いしモタモタしているし、なってないのです。おー、こんなものか、ショックを受けました。

思えば、しばらく前から、公園等でキャッチボールをしている親子を見かけることはなくなりました。校庭で元気に走り回っている子は、大抵はサッカーボールで遊んでいます。

野球やソフトボールに親しむ機会が減った以上、うまくできないのは当然のことですが、目の当たりにすると、野球好きとしては愕然とします。

我々が子どもの頃は、広場があると、ゴム毬を使って野球をしたり、ソフトボールをしたりしていました。人数が足りなければ三角ベースで、一チーム4、5人でやったものです。

それでも子どもが10人ぐらい集まらないとできないわけですが、昔は子どもがたくさんいましたから、すぐにそのくらいは集まったものです。

町内の子ども会でソフトボール大会があって、各丁目がチームを編成し、トーナメント方式で戦ったものです。そのソフトボールが好きな者が中学校の野球部で軟式野球を、更に高校で硬式野球をやり、甲子園を目指し、プロのスカウトの目に留まり・・・という時代があったわけですね。少年野球の全盛期ですね。

今はスポーツが多様化し、サッカーもラグビーも、バレーもバスケットもテニスも卓球も、ハンドボールもゴルフも、スケボーもサーフィンも、格闘技も水泳もウィンタースポーツも・・・それぞれ人気がありますからね。

学校も様々なスポーツを少しずつ取り上げるだけで、興味のある子は、民間の育成チームに入ってそこで指導を受けることになるのでしょう。

やる機会がない以上、下手なのはやむを得ないことですが、あれで野球の面白さが伝わるのかどうか心配です。

子どもの頃、野球を知り始めて面白いスポーツだなと思ったのは、打つこともさることながら、ランナーに出た後の走塁です。リードして盗塁したり、後続バッターの打球により次の塁を目指して走ったりその塁に留まったり、塁にいる間やることがあるのです。是非ヒットを打って塁に出たいと思いましたよ。

ティーボールでは、ピッチャーが投げるわけではないので、打者が打つまでは塁を離れられません。打ったら次のベースに向かって走り始めます。相手の隙を見て動くということがありませんから、塁に出ても暇です。

〈投げることから始めて、投げられた球を打つ〉ことをやめた瞬間から、止まっている時間(ゲームが進行しない時間)がやたら多くなりましたね。もともと野球は、サッカーなどと比べると止まっている時間が多いものです。それが、ティーボールではさらに多くなりました。「これじゃ野球の面白さは伝わらないな〜」と思ってしまいましたよ。

今日は「つまんないことを見つけちゃった」というつまらないお話でした。失礼しました<(_ _)>
ま、ジミンの総裁選よりは面白かったかな?あっちも相当つまんないですからね。

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