嗚呼、青天の霹靂

こんな記事を載せて良いものかどうか？
迷いながらですが、書いています。

まさに青天の霹靂！耳を疑う出来事が起こりました。

これ、5月19日に撮った写真です。この数時間前に、海岸に出て、

こんな写真を撮ったのでした。

で、最初の写真、向かって左側の男、千葉の松山さんと等ブログでは呼んでいます。

彼の奥様から、先週の日曜日、6月5日に電話をいただきました。なんと、1日に急死して、親族のみで既に密葬したとのこと。

まったく元気にユーモラスに過ごしていた彼が、2週間と経たないうちに、身体の不調で突然死。この世の中からいなくなってしまった！

信じられない出来事ですが、作り話のはずもなく、最初の写真の向かって右側、福山さんと、驚きと悲しみを電話で共有しました。

二人の間ではまったくショッキングな話なのですが、しかし、ことは「七十過ぎの男がある日友達に先立たれた」。こんな話は憂き世ではよくあることでしょう。何をことさらに「青天の霹靂」などとショックを受けているのでしょうか。

一つは、そんな予兆もまったくなく、久し振りに一泊二日を共に過ごしたあまりにも直後だったからでしょう。

もう一つは彼と我々との結びつきの深さでしょう。これは語らねば分かりません。

我々は高校で知り合いになりました。彼は親父が酒乱で経済状態も思わしくなく、ただの単純明朗な高校生ではない、奥深い精神面を持っていました。

そんな解る男に初めて出会ったので意気投合。福山君も含めて、高校所在地市内の我が家で一夜を過ごしたりしていました。

やがて高校も終わり次のステップに。大半が大学に進学する中で、彼は就職を選択。製鉄会社の社員となりました。

最初は水島工場だったかな。やがて千葉工場に。一方、私は大学生になりましたが、その頃は大学紛争の最中。落ち着かぬ環境にありました。

彼は地に足を付けた生活でちゃんと稼いでおりました。そんな彼と我々の交際は続き、彼は稼いだ金で車（プリンス、スカイライン1500の中古）を購入。それで新潟に行ったり、蓼科高原に行ったりしていました。

車も、私が預かり実家に置いておいたので、私が買ってもらったようなものでした。

彼は海釣りがすっかり気に入ったと見えて、やがて茂原の人と結婚。九十九里のほど近くの長生村の住民となりました。

そんな頃から60年近く、時々会っては旧交を温めてきました。

そんな男でしたから、急にいなくなるのは、我々にとってはちょっとショックな出来事なんですね。

6月1日といえば、実はお袋の命日でもあるのです。4日に墓参りに行って花を飾ってきました。その花の写真をここに添えます。

ご冥福をお祈りします！

ありがとう！

コメント 14

まさに，「朝に紅顔ありて〜」の状況です。
親友の方の訃報，お悼いたします。
by Enrique (2022-06-12 09:31) 

ショックですね。いつ間近にそんなできごとが起こらないとも限らない
年齢と、覚悟はしているつもりでも、やはり酷く打ちのめされます。心痛お察しします。
by kazg (2022-06-12 10:27) 

さぞや、ショックだったことでしょう。
２週間前に共に旅行をされた仲ですものね。
辛いですね。
by 八犬伝 (2022-06-12 21:01) 

突然の訃報、つい最近のご友人との旅行だけにさぞ驚かれ、心痛であると察します。ご友人の冥福を心よりお祈り申し上げます。
私どもの世代ではいつ降りかかるか、我が身にもあり得ると再認識させられます。
by Jetstream (2022-06-12 21:51) 

Enrique さま
kazg さま
八犬伝さま

慰めのお言葉ありがとうございます。
思いも寄らぬ出来事、まだまだこれからと思っていましたので、ぽっかり穴が開きました。
by momotaro (2022-06-12 22:10) 

Jetstreamさま
弔いのお言葉ありがとうございます。
＞私どもの世代ではいつ降りかかるか、我が身にもあり得る・・・
そういう歳になりましたね。無理をせず、なるべく長く元気に過ごしましょう！
by momotaro (2022-06-13 04:27) 

momotaroさん
おはようございます。
ご友人の突然の死、驚かれたでしょうね。
ぼくも経験があるので、心中お察しいたします。
千葉の松山様　ご冥福をお祈りします。
大切な方との別れ、言葉では言い表せません。
本当に悲しいですよね。



by kiyokiyo (2022-06-13 04:58) 

一緒に過ごされたことが最後の思い出なるとは、ですね。
良い関係だったことがうかがわれるお話、誰の身にも起こりうること。良いお友だちがいるのほ良い人生を歩かれてきたからですね。
by gonntan (2022-06-13 21:55) 

kiyokiyo さま
こんばんは
友人の突然の死、驚きましたよ。耳を疑いました。
お察しいただきありがとうございます。
＞千葉の松山様　ご冥福をお祈りします。
ありがとうございます。
by momotaro (2022-06-13 22:51) 

gonntan さま
まったく、お別れ会になっちゃいました。
でも元気そうで、帰りも道を教えてくれると言って、50キロくらい道案内をしてくれたんですよ、自分の車で。
まさに青天の霹靂、ポカーンとしちゃいました。
by momotaro (2022-06-13 23:01) 

悲しいですね。残念ですね。

私は、高校の同級生に、学校の中ではそこそこ有名だった不良だったＭ君と言う人物がいました。接点は全くないのですが、同じ中学から進学したというだけで、退学させられる前に一回だけ私に話しかけてくれたことがあります。その言葉に、彼の優しさを感じ、青春の思い出として彼のことはずっと覚えていました。いつか彼に会って話をしてみたいと思って、友人に会った時に彼の名前を出すと、割烹料理店を開いていたが、亡くなったよ、と言われました。あの時は、淋しさに捉えられました。
momotaroさんの場合は、親友が突然亡くなったのですから、さぞかし残念だろうとお察し申し上げます。淋しいですね。
by アヨアン・イゴカー (2022-06-15 12:09) 

アヨアン・イゴカーさま
お言葉ありがとうございます。
なんか、夏を飛び越えて、秋風が吹いてしまいました。
イゴカーさんも、印象深かったお友達を亡くされた経験がお有りなんですね。
この世の常とはいえ、死別は辛いですね、寂しいですね。
＞さぞかし残念だろうとお察し申し上げます。淋しいですね。
sympathy に感謝申し上げます！
by momotaro (2022-06-15 21:08) 

ショッキングな出来事でしたね、ご冥福をお祈りいたします。
しかし、悲しい事ですが仕方ない出来事のような気もします・・・
元気で旅だったと思いましょう。
私も、何人もの人が旅立ちました、年賀状を見たくありません。
by ファルコ８４ (2022-06-24 09:47) 

ファルコ８４さま
＞悲しい事ですが仕方ない出来事のような気もします・・・
自分が長生きすると、知り合いを見送ることも多くなりますよね。世の常ですね。
共に長生きっていうのはなかなか難しいことですね。あと「不意に」というのがショックですね。
by momotaro (2022-06-26 08:51)