またまた不正義が罷り通る・・・ [日本考]
検察庁法改正案が審議されています。野党から様々な問題が指摘され、政府側は納得のいく説明が少しもできていません。このため野党側は委員会を退席し審議拒否をしています。与党は強行採決の方針を固めているとのこと。
またまた不正義が国会を罷り通ります。衆人環視の、国権の最高機関と言われる国会で、またまた、不正義が罷り通ります。(またまたの説明は不要と思いますので省略します)
この国は一体なんなのでしょうね?
自分たちだけの都合で生きている人の集まりなのでしょうか?
正義感てないのでしょうか?
人が間違ったことをした時に、それを裁く法理はないのでしょうか?
単にあいつは敵だから処罰、味方だから赦免。それで良いのでしょうか?
そもそも法律を作る観点とは何なのでしょうか?
社会正義を実現するために必要なことを法制化するのではありませんか?
「ご都合」で法を作るのですか?
「こ都合」で憲法を変えるのですか?
そんな国ってなんなのですか?
世界に誇れますか?
子どもに教育できますか?
何に照らして、何を標に人は生きていくのですか?
命がけで不正義を告発しようとしているジャーナリストがいます。
全身全霊の力で人に喜びを与えようとしているアーティストがいます。
今も、身の危険を顧みず、新型コロナ感染者を救おうと日夜頑張っている医療関係者がいます。
こうした人たちの心の軸はなんですか?
自分たちの都合ですか?
違いますよ。人として大事なことは自分の都合の他にあるのです。それによって、人は人らしく生きているのです。
残念ながらそういうことがまったくわからない人がいることは承知しています。しかし、天下の国会がそんな人の理屈で動いていいのですか?
この社会は、そんな社会でいいのですか?
日本て、そんな国ですか?
生きるに値しますか?
ここまで言っても、わからない奴はわからないままです。わかる人が声を上げてわからせるしかないのです。