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人類の未来? [人間考]

さて、地球の未来です。

「地球の未来」以前にこの国の未来が心配です。差し当たって近い未来、すぐそこの統一地方選と参議院議員選挙。
でもそこに話題が行っちゃうといつもと変わらなくなっちゃいますからね、ここは頑張って地球の未来に想いを馳せます。

まず地球の未来ですが、惑星としての地球の未来については、専門の科学者にお任せします。彗星の衝突でもない限りは、多分、相当しばらくの間、安定してほぼこの位置で太陽の周りを回っているのでしょうね。

グローバルウォーミングやオゾン層の破壊が進行しているようですから、生命にとっての環境は変わりつつあるのかもしれません。それによってこの惑星の表面の様子は変化してしまうかもしれませんが、地球という惑星の存在に変化はないでしょう。

想いを馳せるとしたら、人類の未来でしょうか。
まず、第三次世界大戦が起きて、大国が核兵器を載せたミサイルを撃ち合ったらどうなるか?

人類はこれでお仕舞いでしょうか?
この大戦で命を失う人は、世も末、人類滅亡と思うでしょう。しかし地球全部が核汚染されるわけではありませんから、生き残る人はいましょう。

日本はどうか、私たちはどうかと想うに、日本が中立・平和主義で戦争をしない国を貫けば被爆を免れるかもしれませんが、今のアベ政治のように日米同盟を強化し戦争のできる国づくりを進めていると、あちこちから核ミサイルが飛んできてしまうでしょう。

領土は狭いし、地下壕とか対策もほとんどしていませんから、逃げ場がありません。地獄絵です。私たちの多くは、世も末、人類滅亡と知覚しつつ、命を失うでしょう。

比較的ダメージが少なく生き残る地域もありましょうが、文明生活の維持は不可能です。核汚染のために生命や健康の維持も難しくなるでしょう。奇形や奇病が多発するでしょう。

その後の地球は、生き残った人がダメージの少ない地域で細々と人類の営みを続けることになるわけですが、生き残った人たちが、ダメージの少ない場所をめぐってさらに争い・殺し合いを続けるのか、貴重な生き残りとして助け合って復興を目指すのかは、生き残った人たちの心理次第です。

荒廃した地球で、緑や他の生き物と共に復活を目指そうと協調し合うのでしょうかねぇ、それとも、棲みにくくなった生活環境の中で、弱肉強食の覇権争いを繰り広げるのでしょうか、生き残った人たちは?

人類は類似の体験を二度行っています。人類といってもヨーロッパの人たちですが、第一次大戦と第二次大戦です。日本は一度ですが核被爆体験は日本のみです。

人類は何度体験しても同じことを繰り返すのでしょうか。それとも経験することにより懲りるのでしょうか。科学技術の発達により、兵器の殺傷能力は増すばかりです。戦争の悲惨さが経験値を超えることは明らかです。そうした理性は働くのでしょうか?

過去の体験や未来の予測で、自己を制御できるのか否かに人類の未来はかかっています。

ミレニアムを迎えようとしている頃は、ノストラダムスの大予言なるものもあり、悲観的な風潮がありました。でも私は、人類が問題点を認識すれば、きっと愛と理性がそれを克服するだろうと思っていました。

ところが、21世紀の初っ端、アメリカで同時多発テロが起きました。アメリカは闇雲に報復に走りました。アフガン侵攻、イラク侵攻・・・その後も紛争は絶えません。

さらにアメリカは、自分ファースト、自国ファーストを唱えるトランプが大統領になりました。ロシアも中国も当然のように自国第一主義です。日本はアメリカべったりで、自分・自党ファーストの独裁政治を目指しています。

自分や自国第一主義が克服できるかどうかに人類の未来はかかっているというのに、ですよ。

こんな考えに人類の明るい未来はないのですが、今はその方向です。殺戮兵器だけは確実に進化してますが、それを操る人はまったく愚かです。むしろ退化しています。


どんな未来像が好いか、一人一人が心に決め、それを声を大にして訴え、愚かな指導者があれば諌め、封じ込めていかないと、人類の悲劇、迷走は拡大し、延々と続くことになるでしょう。


以上、鬼も笑う未来に想いを馳せてみました。皆さまのご意見ご感想もお聞かせください。お待ちしております。

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