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これは緊急事態です! [日本考]

 更新が滞っているのでスマホで打った原稿を取り急ぎアップします。

【 もう、国会中継も馬鹿々々しくて見ていられない
安倍総理を中心とした嘘・誤魔かし政権
追及しきれない歯がゆい野党勢力
日本の政治の幼稚さ醜さしか感じません。】

 前の記事にファルコ84さんから寄せられたコメントです。
 国会の質疑を聴いていると、正直、本当にバカバカしいですよ、このように感じている人も多いのではないでしょうか。

 今の日本の政治は、やはり異常、緊急事態と言わざるを得ないでしょう。

 森友問題は、夫人が名誉園長をしている幼稚園の指導方針が教育勅語を暗唱させるなど、総理の考え方に合っているので、小学校を新設するにあたり、特段の配慮を担当部署に働きかけたのではないかという疑惑です。

 加計問題は、親友が熱望している獣医学部の新設問題に、政治権力を有する総理が国家戦略特区構想を打ち出して、その実現を後押ししたのではないかという疑惑です。

 いずれも、行政当局が通常行なっているやり方とは明らかに違う取り扱いがなされているという事実が明らかになっています。

 しかしその点を問い質すと総理は真っ向否定し、担当官僚もすべて「異例だが適正になされたことだ」と主張し続けています。しかし、証言は曖昧な上、記憶も記録も確かなものはありません。出てくる書類も書き換えられているのです。政府側の説明にはなんの説得力もありません。疑惑は深まるばかりなのです。

 こんな重大な疑惑を残したまま、政権は維持され、国会は通常どおり予算を決め、立法を行なっているのです。まるで何事もなかったかのように。

 これはどう考えても異常な事態です。疑惑を持つ側が正しく、持たれる側が間違っていることはもはや火を見るよりも明らかです。それは数々の事態を総合すると、一つの真実が浮かび上がってくるからです。それを否定する政府側の説明は、結局「私(総理)がそう言っている」というだけなのです。

「私も妻も関わりがない、あったら総理も議員も辞める」
「加計さんと獣医学部新設について話したことは一度もない。このことについて知ったのは、2017年の1月だ」
「総理が言っているのだからそうなのだ」というだけで、あとはすべてその線に沿った証言がなされるのです。

 事実から真相が解明されるのではなく、総理の発言が真相とされ、あとはすべてその裏付けとして「事実」が作り直されるのです。

 これぞ強権政治、独裁政治です。三権分立も民主主義も憲法も、正直も正義もあったものではありません。
あるのはアベ政権と政権がガッチリ結んでいる日米同盟だけです。

 検察も行政文書の改ざんを些細な書き換えとして不起訴処分としました。些細なことなら書き換える必要はないのです。必要に迫られるからこそ指示が出され、書き換えが行われたのです。
 違法行為に眼を光らせるはずの検察も機能しなくなりました。

 いよいよ異常な事態です。
 独裁政治を容認し、このまま政権を彼らに委ね続けるのですか?
 独裁政治は続けば続くほど、止めようがなくなりますよ。独裁ですからね、トップが圧倒的権力を握り、あとは従わざるを得ないのですよ。
 いいんですか、独裁者の意のままの政治で?日本で?

 緊急事態ですぞ!

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 TBSより


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